医大入試の男女比率が問題になっている。確かに女性差別だろう。
論点はそればかりに集中しているが、我々一般人つまり患者にとって重要なのは、医師が男か女かではなく、最適な治療をしてくれるか、ではないか?
女性医師が、もちろん人によるが、離島などの僻地医療や、いつ呼び出されるかいつ帰れるか分からない救急医療に本気で携わろうとするか?
職業選択の自由は守られねばならぬが、定員が限られている職業はそれなりの対策が求められる。
話は変わるが、
急速に進む少子高齢化で全ての職業でもこれから人員が限られていく。
解決策の一つとしてITの進化が叫ばれる。
高齢化して運転免許を返上しても、多くの人は買物などはネットで注文すれば心配ない、と思っているかも知れない。
しかし宅配便は誰が運転するのか、そしてその重い荷物をエレベーターの無い5階まで誰が運ぶのか?
高度成長期やバブルで日本経済が浮かれてた頃、こうなることが分かっていたにも拘わらず、政治家や有能な官僚はその原資を使い、、例えば第3子出産の家庭には1千万円の助成金を出す、とかの政策は考えなかったのか?
悔いが残ります。