平昌オリンピックが始まった。
テレビで久しぶりに「冬のソナタ」の主題歌「最初から今まで」が流れている。
年配の方々はお気付きかと思うが、この曲は1980年「雅夢」というユニットのメンバーであるシンガーソングライター三浦和人作曲の「愛はかげろう」のパクリである。
「愛はかげろう」をよりスローバラードにすると分かる。
珍しく「最初から・・」の作曲者もそれを認めた。
まあ音楽は音階の組み合わせなので、時代が進めば、名曲が生まれる可能性は減って来る。
私らが義務教育で習った音楽は12平均律という、ピアノで言うとアイボリー(白鍵)7個とエボニー(黒鍵)5個で構成されている音階だ。
伝統音楽はペンタトニックという5音階のモノが多い。ペンタとは「5」を意味する。5音階だと組み合わせの確率がグッと減る。
それぞれ音階の組み合わせが違うが、ブルースやハワイアン、沖縄民謡、演歌の曲調がそれぞれ似て来るのはそういう訳だ。ちなみに演歌はヨナ(4番目と7番目)抜きというファとシがないモノが多いので、みんなチャンチャカチャンになる。
1982年 ビートルズのメンバーだったポールマッカートニーとスティーヴィーワンダーが組んで作った「エボニー&アイボリー」がヒットした。ピアノの黒鍵と白鍵になぞらえて人種差別を無くし人類の調和を歌い上げる名曲だった。
鍵盤楽器であるピアノはフレットレスなバイオリンやトロンボーンと違い、エボニーとアイボリーの和音はもちろん可能だが、その間の音は出しにくい。
原住民を駆逐して白人国家を作り上げたアメリカでも既に白人は多数派ではない。時代とともにサラブレッド(純血種)が減り、ハイブリッド(混血種)が増えていく。
一夫多妻制や移民を容易に認めない日本でも今後ますます国際結婚が増えるだろう。
真っ白な人や真っ黒な人が少なくなりミルクコーヒー色の人が増えて行くだろう。
もしかしたらその時 人種差別が無くなるかも知れないし、より優秀な人類が出て来るだろう。
人種差別のキツいイギリスでも、王室に初めて黒人の血を持つ方が嫁ぐ。
ダイアナ妃のような「事故」が起こらなければ良いけど・・・
2月14日が近い。
義理チョコはもうヤメなさい。
年金生活のジイサンに「本命」はあり得ないし、3倍返しはきついし、血糖値は上がる。
それでもくれるなら、全て「本命」と解釈し、3月14日の夜、君んちの玄関に赤いバラの花束持って立ってるぞ!