夏の高校野球真っ盛りである。
今年もどこの高校が優勝するのかは分からないが、47都道府県を勝ち抜いたチームがトーナメントで4千超の高校の頂点にで立つなんて世界中のスポーツの中でも最も熾烈な戦いだろう。
そして主にその中で選ばれた少数のエリートがプロ野球に行き、そのまた一握りが米メジャーリーグに行く。気が遠くなります。
話は変わるが、
企業は新卒の求人で今でも運動部の学生を欲しがります。
体力精神力に優れ、組織や命令に忠実つまり使いやすい。
それはそうだが、それは表面的な見方であろう。
それだけを採用の理由とするなら、その程度の企業だしその程度の学生しか来ないのではないか?
ペーパーテストだけ成績を良くするには、他人との関係を学ぶ必要はなく、正解をたくさん記憶すれば良いが、スポーツの上達や勝利に正解は無く、常に最善手と信じることを地道に試行錯誤するしかない。
そして敗北には原因追及と改善策が求められる。
団体競技ではチームワークは自然に体得するもレギュラーポジション争いがあり、仲間は味方でありライバルでもある。
微妙な距離感と深い信頼関係を学ぶ。
自分の肉体はまさにイノベーションとマーケティングの題材だ。
イチローやマツイ、オオタニの学業成績は知らないが、アタマもずば抜けて優秀なのは万人が認めるだろう。企業や社会が欲しがらない理由はない。
そう思っていたけど、最近問題になっている大学やスポーツ団体のトップたちは????