昨日19年ぶりに日本人横綱が誕生した。日本人として誇らしいことである。
しかし驚くべきは、この日本人横綱よりモンゴル人3横綱の方が日本語が上手いことである。
もちろん冗談だが、寡黙で朴訥な日本人横綱は相当な人気を得るだろう。
最強で才気煥発なモンゴル人3横綱に、単独で勇敢に向き合う日本人横綱という、判官びいきな日本人の心をくすぐる相撲協会のマーケティング戦略はきっと上手く行く。
問題は、数百年の伝統があり、最も参入障壁の高い相撲界というビジネスの中で、完全アウェーの中で、何故モンゴル人を中心にした外国人横綱らが19年間も君臨し続けたか?
尚且つモンゴル人で最初に関取になった旭鷲山は政治家になり、最初に横綱になって見事にヒールを演じきった朝青龍は実業家として活躍中である。
同じことが世界や日本で活躍する韓国女子プロゴルファーにも言える。
私ら日本人は、その成功の本質を謙虚に分析する必要があるだろう。