トシを取って来ると若い人の言葉使いが気になります。最近気になっているのは「嫁」です。
特に関西系お笑い芸人さんが使います。「ウチの嫁が・・」
もともとは結婚した息子の親、つまり嫁にとって舅姑が息子の配偶者を指して使う言葉です。
まだ若い夫が一家を代表しているテイで使うのはいかがなものか?
全く分かってないのか?
逆にいかにも若輩者が敢えて強がって使うというウケ狙いなのか?
逆に奥さんから「ウチの婿が・・」と言われたら、どう思うのだろう??
トシを取ってくると若い人の言葉使いが気になります。
ここ1年くらい「大丈夫」が気になっています。私らは「NO PROBLEM」の意味で使いますが、最近は「NO THANK YOU」のようです。
例えば私は仕事の予約を電話で受けますが、「今日 空いてますか?」「X時なら空いてますが、いかがですか?」「あっ 大丈夫です」「承知致しました お待ちしてます」「いえいえ その時間は無理です」
若い人にとっては、否定形の婉曲表現のようです。
「大丈夫」の語源は「大きなしっかりした男」という意味ですが・・
話は飛びますが、
「美」という漢字は、日本人女性の名前で一番使われていると思いますが、その語源は、上下に分けると「羊が大きい」となります。つまり「大きな羊」イコール「美しい」と・・きっと中国内陸部あたりの遊牧民から発生した漢字なのでしょう。
確かに「羊」は美しいです。特に福岡県筑後川流域の「羊」は・・
このエリアの有名人を列挙すると、黒木瞳、吉瀬美智子、松田聖子、田中麗奈、そして今大ブレーク中の「羊」。
その共通点はクールビューティといいますかシュッとしてて、美白、キレ長の目、負けず嫌いで権謀術数に長けています(私の個人的意見ですが)。福岡県で一番なまりがきついエリアですが、普段は決して出しません・・・敵に回したくないですね。
が、例外もいます。女性ではありませんが、年配のジャーナリストです。パっと見は悪くありませんが、キレがなく、イケてません。この前の都知事選に出ましたが、危うく二代続けて福岡県人が東京都民にご迷惑をかけるところでした。
でも「大丈夫」でした!
涼しくなってくると、いろんなところでフリーマーケットが開かれます。私ら日本人の大半は「FREE MARKET]と思っていますが、正しくは「FLEA MARKET」。
「自由市場」ではなく「蚤の市」。先日知り合いのネイティブに、どっちなのか?両方アリか?と訊いたら、FREEはあり得ないと・・
いずれにしろ私ら日本人にLとRなんぞ聞き分けられません。
子供の頃 父親に戦前の中国の「蚤の市」や戦後の「闇市」の話を時々聞いていたが、「なんでノミノイチと言うとね?」と訊くと、「盗んで来た蚤のついたような服を売っとるけんね」。
でも「蚤がたかるように、人がごちゃごちゃ集まるから」という説もあり、はっきりとは分かりません。いずれにしろ日本語でも英語でも「蚤」というのは面白いです。
しかし私は「FREE」もアリかな?と・・
営業許可を取らないことも(必要のない場合もあるし)、ショバ代を払わないことも(求められないこともあるし)、所得税を払わないことも(捕捉されないか、それほどの売上もない場合もあるし)ありますから。
最近は「フリマ」、近くには「ファミマ」・・・
これまでびっくりしたキラキラネームについて語り始めたら、本一冊書けるかも知れません。
でもそんなことしたら、必ず知り合いに行き当たり気まずくなります。そこでキラキラネームではありませんが、以前から気になっているグループ名を3つほど・・・
THE YELLOW MONKEY
通称「イエモン」ペットボトルのお茶ではない
単数形なのに男4人 白人による私ら黄色人種に対する蔑称、何も自分で言わなくても・・
JUDY AND MARY
女の子2人の名前なのに、女1人男3人 その女の子は「ユキ」、ジュディでもマリーでもない
オードリー
女の子1人の名前なのに、なぜか男2人 強いて女子らしいところは、片割れがピンクのベストを着ていること
最近 女性がふつうに乗っている電動アシストではない、違法電動自転車をよく見かけます。上り坂でもペダル漕いでませんよ! あれ法律上原付ですよね。免許もナンバーもウィンカーもヘルメットも必要のはずです。ふつうに歩道を走ってます。だいたい日本人ではなく、近くの超大国の方々のような気がします。
先日不覚にも、サッカーW杯日本代表の試合を観てしまいました。サッカーとは? 「手を使わずに足で・・・」以外に、もう一つ気付きました。マスコミが「絶対負けられない戦いがそこにはある」と言った試合は、だいたい負けると・・・
昭和の時代の男性のスーツは濃紺やグレー系が主体でした。
ところが平成の時代になってから20年以上 黒ばっかりです。世の中の景気に合わせたかのように、です。
就職説明会や新入社員入社式は、まるで葬式のようです。
しかし最近は街中で紺や青系統も散見されるような気がします。
安倍首相をはじめ政治家もよく着ています。
話は変わりますが、
最近 青山学院大学の活躍が目覚ましいです。
上智大と立教大を合わせて「ジャル」と呼ばれ、都会的でおしゃれな美人の宝庫としていつも注目されてます。
例えば あの滝川クリステルさんでさえも、1996年度ミスキャンパスコンテストの「準ミス」です。
誰が「ミス」だったのかは、ここでは触れますまい。かなりの方がご存じでしょうし・・
ところが最近運動部がすごいです!
陸上部は、昨年今年の箱根駅伝連覇、先月の東京マラソンで日本人2位3位です。大学生ですよ!
バスケットボール部は今世紀の全日本学生大会で4度優勝。
野球部もプロ野球の出身大学第1位です。
個人的にはレスリング部出身のプロレスラー中邑真輔が好きです。彼は強い!
箱根駅伝でお気付きの方も多いと思いますが、そのユニフォームカラーは「青」ではなく「緑」です。
つまりスクールカラーも「青」ではなく、濃緑(ダークグリーン)と青緑(ターコイズブルー)です。「青山」は正確には「緑山」の意味でしょう。
でも「緑が丘」「緑川」はよく聞く地名ですが「青が丘」「青川」は聞きませんね?
ついでで恐縮ですが、わが母校のエンジのジャージは最近さっぱりです。
話は又変わりますが、
古い日本人にとって「青」と「緑」は区別がなかったのかも知れません。
「青果市場」に「緑」の野菜はいっぱいありますが、「青」い野菜はありません。
「青々した」は実際には「緑々した」という意味です。
「青」は食べ物にはほとんど無い色だそうです。だから混入したらすぐ分かるよう食品工場では水色のゴム手袋を着用しますし、最も食欲の湧かない色とも言われます。
全く話は飛びますが、
47年前 小生が高校1年の時、原付免許を取得しました。
筆記試験の後 視覚試験がありました。
たぶん県警を定年退職されたと思われる熊のような試験官が、
「今から3種類のパネルを見せますから、その色を答えて下さい。」
「ハイ わかりました!」
「これは?」
「赤です」
「これは?」
「黄色です」
「これは?」
「緑です」
「もう一度聞きます。これは?」
「緑です」
「もう1回! これは?!」
「緑です!」
「青だろ!青!」
「何色かと聞かれたから・・緑です!」
「青だろ! 信号は赤青黄だろ!君は免許が欲しくないのかね?!」
「青です!!!」
又話が飛びます。
先日 万引を間違って疑われた中学生が自殺して問題になっています。
たしかに教師の事務処理がずさんだったのは大問題ですし将来のある若い子供が自ら命を絶つとは悲惨なことです。
でもなかなか成績優秀だったその子が何故「違う!」と言えなかったのか疑問です。
「万引のことを言うと家の空気が悪くなるから」と・・・
万引は窃盗です。立派な(立派ではないが)犯罪です。英語でも「shop lift」、liftは「持ち上げる」、言葉が軽いですよね!
私らオトナも完全に法を遵守している人はいません。だから立派なことは言えませんが、子供の「動物虐待」「万引」や「放火」は、やってはいけません。放っておくと必ずエスカレートします。
逆にやってなかったら猛然と否定しなければなりません。
成績が良くても、空気が読めても、毅然と主張できなければ強く生きて行けません。
ただ信号が「青」であろうが「緑」であろうがどうでもいいけど、思い出すと今でも悔しい!
昨日のNHKのSONGSで井上陽水を堪能しました。
いつものNHKの歌番組にありがちな、不必要なトークや小芝居はなく、
NHKの定番ソング(と私が思っている)「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」
「花は咲く」等一切ありません。
今回はさだまさしも南こうせつも谷村新司も出て来ません。(決して嫌いではありません)
井上陽水の魅力はその意外性にあります。
福岡県の最もディープなエリアのご出身ながら、九州人には(でなくても)女言葉に聞こえる東京の山の手言葉を駆使した軽妙なトーク。あのごついガタイと顔で・・・
深遠な宇宙から降りてくるような不思議なメロディー。
そして意味不明な歌詞。
「誰も知らない夜明けが明けた時・・」
「部屋のドアは金属のメタルで・・」
「あなたライオン 私はとまどうペリカン」
何なんだ?
今回はソロでしたが、
もう一人来てくれるなら、玉置浩二でしょう!
いつまでも元気に歌って下さい。
レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説「プレイバック」の中で、主人公の探偵フィリップ・マーロウは、
「強くなければ生きてはいけない。優しくなければ生きる資格はない。」とつぶやく。
少林寺拳法は6つの特徴で説明されることが多いが、一番目に語られる特徴は「力愛不ニ」である。
開祖 宗道臣は「愛無き力は暴力であろ。力無き愛は無力である。」と説いた。
一般的に日本人は優しい。相手の気持ちを先回りして察する特性がある。「空気を読まない」と嫌われる。みんなに嫌われることをとても恐れる。「個性が大切」とか「ナンバーワンよりオンリーワン」と言いながら、ホントに個性的だと疎外される。それが一番怖い。
ホメ言葉は「カワイイ!」。自分は未成熟で力も劣り、他人に圧迫感を与えることはない。他人は優越感を抱きながら安心する。したがって男も女も「なかなかカワイイやつだ!」と思われるよう腐心する。
話は変わるが、
昭和25年頃 旺文社からあの学習参考書「傾向と対策」が発刊された。今もあるそうな・・
小生も45年程前に手に取っていた記憶がある。
「東大に入りたい!」とか「医者になりたい!」と思っても叫んでいるだけでは何の効果もない。
断固たる意志と明確な方針、他人に圧倒的に優る勉強の質と量が必要だろう。
なるほど「傾向と対策」なんだ!子供心に思った。思っただけだったが・・・
ビジネスだと「目標設定と具体策」、もともと軍事用語だが「戦略と戦術」もよく使われる。
社長が「今年は売上20%UPだ!」と言ったからといって、専務から平社員まで念仏のように同じことを唱えても全く実現しない。生産担当役員は新たなイノベーションを模索し全工場をどう稼動させるか、営業担当役員は全世界でのマーケティングをどう機能させるか、九州支店長は各県のマーケットをどうするか、平社員は得意先の優先順位付けと具体的な販売方法をどうするか?
業種や商品が変わっても考え方は基本的に同じだろう。
だから「うちの業界は特殊だから・・」と思われていても、優秀な社長は平気で異業種にヘッドハンティングされる。
又 話は飛ぶが、
「戦争反対!平和が一番!」「戦争はイヤだ!」「徴兵制反対!」 だれだってイヤです。
それが何故「戦争法案反対!」となるのか私は全く分からない。
「力無き愛」でこの国は守れない。「傾向と対策」無しにこの国は守れない。
70年間戦争をしなくて済んだのは憲法9条のおかげではなく、アメリカの核の傘の下にいたからだ。何故「カサ」の下に居れたかというと、アメリカは絶対謝らないが、原爆の贖罪感と、手強かった日本軍復活へ恐怖、大陸を塞ぐ地政学的位置などであろう。
日本は他国を侵略する意志は無い。豊かだし優しいからだ。「金持ちケンカせず」だ。
日本は美味しい。
国土は世界で61番目の広さだが、領海+排他的経済水域は6番目。
国土は狭いが、高度に発達した工業地帯、都市インフラ、優秀で勤勉で従順な国民。
広い海には豊富な水産資源と未開発の海底資源。
回りの国は、国土は広いが、砂漠化しつつあるか寒冷地。
人口は増加しつつあるが、それを賄う食糧やエネルギーには不安がある。
その国々は民主国家とは言えない上、軍事力増強に余念が無い。
そのような国が最先進国で無防備な日本を手に入れたがるのは、当たり前である。
日本人が大好きな「話し合い」が通じる相手ではない。
アメリカに以前の力は無い。タッグを組むしかない。
でありながら「集団自衛権反対!」なら「個別的自衛権」しかない。
例え話をしよう。
近所で放火が相次いだ、としよう。町内会で夜回りをすると決まった。月に1回参加で良い。
でももし参加したくなかったら参加しなくても構わないが、そうなると自宅を自分たちで24時間守らねばならない。4人家族で6時間交替となる。お父さんはこれまでみたいに仕事に行けないし、子供も学校に行く暇がなくなる。
もしお父さんがいない時に、放火犯と格闘になったら、お母さんと子供で闘うのでしょうね。
その時になって「町内会は誰も助けてくれない!」と泣き叫ぶのですか?
もし日本が「集団」でなく「個別」で自衛しようとするなら、今の5倍の国防費、国民皆兵、徴兵制、は必ず必要になる。
いくら「自分は戦争をしない!」と唱えても相手がある話である。相手は喜ぶだけ・・
そして闘う意志のないヤツ程襲い易い相手はいない。
アベさんはよくやっていると思う。もしかしたら歴代の総理大臣の中で最も功績を残すかも知れない。「戦争反対!」と叫んでいる方々は、よく「アベは自らは戦場に赴くつもりはないくせに・・」と言うが、下種の勘繰りと思う。
過去のどんな凡庸な総理大臣でも首相になったと同時に己の命は差し出して来たと思う。最近のアベさんの分刻みのようなスケジュールを見てそう思う。むしろ死に急いでないか?
訂正 いたいたそうでない人が・・・「宇宙人」と呼ばれてたけど・・・
10年以上前ですが、ある大衆食堂で昼飯食べていたら、テレビのバラエティ番組でクイズをやってました。
H本M美とD川T朗がトンデもない答えを連発してました。
それを見ていたオッサンが「こいつらホントにアホやなあ!」と大きな声で舌打ちしました。
まわりにいた私たちは思わず下を向いてしまいました。
「H本とD川に正解聞いてどうするんじゃい!」とつぶやきながら・・・
H本さんとD川さんに正解を期待している人っているのでしょうか!
たしかに「芸能人」は中に「能」があるけど、「芸人」には「能」無いですもん!
でもよく考えたら、このオッサンに「ホントにアホ」と思わせたお二人は逆に「デキる」とも言えます。
人を怒らせたり泣かせたりするより、笑わせるのは結構難しいです。
お芝居でも、自分が怒ったり泣いたりするより、笑う演技はとてつもなく難しいと思います。
私たちは「笑う」ことは他の感情より格下だと思っているのでしょうね。
好みの問題ですが、私は女性に嫌われている芸人の芸風の方が好きなんですよね。
前述のD川さんとか、U島R兵さんとか・・何とも悲しい感じが・・おだてられて宴会で裸踊りをやってしまった後、隅っこでパンツ穿くモノ悲しさでしょうか・・
「笑われる」より「笑わせる」方が「笑い」のレベルが高いと言う人もいますが、どちらでもいいと思います。
ヒトって結構タチが悪くて、優越感をくすぐられるのは嬉しいですよ。
「お笑い芸人」って意外に歳とってます。人前に出てくる前に最低10年はかかってます。
テレビにいつも見かける数十人の芸人さんは数万人の頂点にいる方々です。
決して「アホ」ではありません。
いつもネタ考えてます。ネタ切れしたらすぐサヨナラです。想像力と創造力が必要です。
古典やってる方がネタがあるだけ楽かも知れません。尊敬もされるし、将来文化勲章もらえるかも・・
公演が1万回超えた人気ミュージカルもあります。でもネタはアメリカでヒットしたモノ。
で、元をただせば手塚治虫の「ジャングル大帝」のパクリだったりして・・・
又吉さんが芥川賞を受賞されました。まだ読んでいませんが、他人事ながら嬉しくなりました。芸人がこの賞をもらうのは初めてだそうです。
でもよく考えれば、前述のようにいつもクリエイティブなことを考えている方々なので、何も不思議なことではないのでしょう。
だんだん偉くなって「先生」と呼ばれて、次第に面白くなくならないよう期待します。
国会議員、県知事、大学教授などになった方々もおられますが・・
「花火」のように短時間でも良いからパッと咲いて、すぐ消えてもガッチリ稼いで頂きたいです。
そういえば又吉さんの作品は「花火」ではなく「火花」でした。