重厚な昭和が終わる頃、石原裕次郎と美空ひばりが消えて行った。
平成が始まり長い低迷期に入った頃、あまり質の良くない素材(メロディー)を強いスパイス(16ビートのリズムと変な英語の歌詞)でまぶしたファストフードのような歌が溢れた。
そこで育ったスーパーアイドルもそこを上手く抜け出し、平成が終わりに近づいた今年引退した。
流行歌は時代背景とその時の自分の心象風景を映し出してくれる。
楽しかったことはもちろんだが、思い出したくもない痛い失敗も懐かしいものに変えてくれる。
コ・ロ全盛の頃いい歌もありました。
中西保志「最後の雨」
衛藤利恵「天使の微笑み」
古内東子「誰よりも好きなのに」
かの香織「午前2時のエンジェル」等々
懐かしくないですか?