博多メイはりきゅう院
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  • 母子手帳

    昨日母親の17回忌法要があった。
    妹からこんなものが出て来たと母子手帳をもらった。
     
    昭和12年1937年に母子保健法が施行された。軍事体制の中で「1夫妻5児」「生めよ育てよ」と徴兵制度を見据えた極端な人口増加施策だった。
     
    昭和17年1942年妊産婦手帳制度が始まった。物資の優先配給の保証、定期的な医師の診察が促された。
     
    話は変わるが、日中戦争に将校としてたった3年間中国で転戦した父親の、亡くなるまで続いた軍人恩給は戦争に大敗したのに、相当高額だった。
    目的に違和感があったとしても日本の色々な制度は、昔からきちんとしていると思う。僅かでも社会に貢献すればそれに見合う対応はしてくれた。
     
    若い人が「どうせオレたちには年金なんか無いから」と聞いたふうなクチを聞くが、日本はそんな国ではないと思っている。
     
    選挙にも行け!「何も変わらんから」と言うが、変わるよ!だんだん君に不利に!

    3wayplayer

     最近yoasobiの「群青」をギターで弾いている。
    じいさんなので最近の若い人の曲にはついていけないが、このメロディーとボーカロイド的な声と曲中何回か出る「アー」というファルセットが気に入っている。
    何故か分からないが、「ちあきなおみ」のファルセットが頭をよぎる。
    テンポが速い16ビートなので忙しない。8ビートでしっかり弾いた方がしっくり来る。
     
    あと気になっている歌手はmiletミレイ。
    来歴は不明だが、芸名?からフランスからの帰国子女かと思ったが、カナダに留学経験があるという。たぶん東海岸だ。
    英語と日本語の澱み無い繋がりや、韻の踏み方が抜群だ!
    歌唱力、作詞作曲能力、美貌とも完璧!
    これまでだと坂井泉水、柴田淳が思い浮かぶも、やはり宇多田ヒカルレベルか?
    いやいや大谷翔平になれるかも?

    青と緑

    どうでもいいことだけど、たまに昔のことを思い出して腹が立つことがある。
    以前ブログにも書いたが、
    昭和44年16歳の時に熊本運転免許試験場に原付免許を取りに行った。
    筆記試験が終わり、色盲の検査があった。試験官はたぶん熊本県警を定年退職した熊みたいなオッサンだった。
    「今からパネルを出しますので、何色か答えて下さい。これは?」「赤です」
    「これは?」「黄色です」
    「これは?」「緑です」「もう一度これは?」「緑です」
    「もう一度これは?」「緑です」「青だろ!信号は赤青黄色だろ!」
    「いえいえ何色かと言われたので、これは緑色ですけど?」
    「君は免許欲しく無いのかね?」
    「青です!」
     
    青果市場に青い野菜は無いし、箱根駅伝の青山学院のユニフォームは緑色だ!

    カーキ

    私らの業界でレセプトという用語がある。
    保険請求業務のことだが、ドイツ語でrezept、英語ならレシートreceipt受け取り、領収証。日本でレシートはロールペーパーに印字された領収証のこと、しかし領収証は手書きのモノを言う。
     
    以前スポーツ用品店にボクシンクグローブを買いに行ったら、本革とレザーがあった。「レザーって何?」「合成皮革です」「レザーって本革のことだよ!通販とかでクレームになるよ!」
     
    先日ネットである商品を注文したら「黒色はありませんが、カーキならあります」ネットを見返したら、カーキらしきモノが2種類ある。緑色系と黄土色系だ。
     
    面倒なので電話した。「カーキってどっち?カーキってもともと土埃色のことで、結構幅広いよ。軍服に使用されるから戦場によって変わるのよ。森林地帯ならモスグリーンとかオリーブドラブ。砂漠地帯なら砂色。だからカーキにはカーキグリーンとカーキベージュがあるよ。ややこしいけどね。」
    ややこしいのは私だ!

    刀狩り

    衆議院選挙が終わった。いつものように野党は与党を独裁政党と呼んでいた。

    必ずしも外れてはない部分もあろうが、野党が政権を取った時も似たようなモノだったし、それより酷かったような気がする。

    学生時代にサルトルやカミュ、カフカ等いわゆる実存主義者の小説をよく読んだ。

    未だによく分からないが、我なりに理解したのは、人間は業も因縁もなくただこの世に意味もなく放り出された存在だと言うこと、だと思った。

    したがって意味付けするため権力を握りたがる。心地良く生きるため生存競争をしてマウントを取る。仲良くはしない。

    話は変わるが、不完全で矛盾した我々人間は総論と各論は必ずしも一致しない。

    敵基地攻撃論や、核兵器廃絶の議論もそうだろうし、アメリカの銃規制が上手く行かないのもそうだろう。

    以前ALTで小学校に派遣されている若い白人女性と話をした時、人種が違うと疑心暗鬼になることがあると言ってた。正直だなと思った。

    日中戦争の時に将校だった父は、言語が通じないと人間は非情になることがあると言った。それ以上訊かなかった。

    広大な僻地や、隣に誰が住んでいてどんな武器を持っているか分からない所で、自分だけ丸腰でいる方がおかしい。あなたは子どもをどうやって守るつもりか?

    76年間アメリカの核の傘に守られて来た日本は別として、世界とはそういうところだ。

    秀吉の刀狩りのように、将来AIで一瞬にして全世界のあらゆる武器を無力化できるかも知れない。でもそれを操作するのは不完全な人間だし、そのうちAIが自立して世界を支配するかも知れない。たぶんそうなる。

    コムレケア

    小林製薬の商品名はほぼダジャレだが、分かりやすい。

    チクナインやボーコレン等成分は漢方薬そのまんまだ!

    3年位前から少林寺拳法の稽古に行った夜は必ず脚がツるようになった。コムレケアを飲んだら良く効く。飲んだらツらないし、飲み忘れたらツるので間違いない!

    漢方薬はゆっくりじっくり効くというイメージがあるが、ガツンと効くモノもかなりある。市販薬は高いのでかかりつけのクリニックに相談して芍薬甘草湯を処方してもらっている。中身は同じ。一日3回で1ヶ月分90袋もらうと1年は保つ。

    最近コムレケアの名前をよく聞くなあと思ったらコムロケイだった!

    コンバット

    YouTubeで「コンバット」152話が無料で観れることを発見した!
    1962年から1967年までテレビで放映され、私ら小中学生の時に夢中で観た。最初白黒だったが、128話からカラー化された。その後の戦争映画例えばプラトゥーン、地獄の黙示録、フルメタルジャケット等とは違い、ある意味戦場での人情ドラマだった。
    第1話のノルマンディー上陸作戦を観た。その後の画面とは違うところを見つけた。小隊長ヘンリー少尉も分隊長サンダース軍曹もM1ガーランドライフルを所持している。その後ヘンリー少尉はM1カービン、サンダース軍曹はトンプソンサブマシンガンを所持する。
    サンダース軍曹のヘルメットは通常のヤツでその後の海兵隊の迷彩柄ではない。
    カービーはM1ガーランドを所持しているが、その後は大口径のBARつまりブローニングオートマチックライフル担当だ。
    ケリーは本当はケイジだがそう言うと刑事と間違えるので吹き替えでケリーに変えた。ケイジは本名でなくニックネームである。フランス系移民のケイジャンなのでそう呼ばれる。戦場がフランスなので通訳としても活躍する。リトルジョンもカーター衛生兵もまだ出て来ない。
    吹き替えではヘルメットのことを鉄カブトと呼ぶ。翻訳が古くて良い。
    ただ手榴弾のことをシュリュウダンとは言わずテリュウダンと言っていたが、将校だった私の父は毎回テレビに向かってクレームしていた。懐かしく思う方は是非ご覧下さい。

    メルカリ恐るべし!

    私の仕事場のテレビは未だにブラウン管テレビだ!
    若い患者さんから「先生!このテレビ 箱みたいになってる!」そうか最近のテレビは板状だもんな。もちろん地デジチューナーを付けている。
    しかし10年も使用しているのでチューナーリモコンのボタンが動かなくなった。テレビを買い替えたらいい話だが、取り敢えずネットでメーカーを調べて在庫無いか訊いてみようとしたが、倒産していた。しかし検索を続けたらメルカリに全く同じチューナーがUPされていた。980円!買うしかないやろ!
    しかしこれを必要としてるヤツは日本中でも私一人くらいだろう!即届いた。全くの未使用だ!

    桂花

    桂花のカップラーメンを見つけた!
    福岡出身ながら熊本育ちの私のソウルフードはラーメンならインスタントの棒ラーメンのアベックラーメンか、この桂花だ!
    昭和46年(1971年)に進学のために右も左も分からず上京した私にとって新宿で桂花を見つけた時には思わず涙が出た。当時東京には九州豚骨ラーメンはほとんど進出しておらず、東京のいわゆる中華そばやボツボツ出始めた札幌ラーメンも美味しかったが、やはり豚骨ラーメンは定期的に食べたくなる。
    熊本ラーメンは豚骨ラーメン発祥の久留米ラーメンの流れを組み、昭和30年代に乱立したが、その代表格が桂花だ!
    白濁の博多ラーメンとは違い、ニンニクを焦がした黒いマー油が浮かぶ無骨なスープはまさにタンカーの油流出事故の海面を彷彿させる。
    当時は父親の時代ほどではなかったが、子供を都会に進学させるにはある程度の経済力が必要だった。稲門に限らず根拠のない自信に満ち溢れた、どうやって学費を稼いでいるか分からないような九州出身の学生も多かった。桂花は上京した熊本出身学生に奨学金制度を設けていた。しかし10年程前に桂花は経営不振に陥った。幸いにも最大手の味千ラーメンに吸収され、そのブランドは生きている。
    ちなみに桂花とは中国語で金木犀(厳密にはモクセイ全般)のこと。地球上で一番好きな匂いだ!
    スーパーで214円でした。

    負ける戦争をする

     テレビではいつものことだが、リベラルなコメンテーターが「負けると分かっていて、何故あんな愚かな戦争をしたのか?」と言っていた。

    個人でも国でも負けると分かっていても戦わざるを得ないこともある。必ず勝てるから戦うという戦争も少ないのではないか?戦わなければもっと悲惨なことになると思い決断するのだろう。勝つか負けるかと言う戦術レベルではなく、戦わず被害を最小限にしながら自国の主権と国益を守るにはどうすれば良いか?という戦略レベルの失敗が問題なのだろう。

    結果論で言えば父や祖父たちが勇敢に戦ってくれたので未曾有の損害を出したにも拘らず、その後の76年間を日本人を恐れたアメリカの核の傘の下で、戦争をせずに平和に豊かに過ごせた。そしてほとんどのアジア諸国が欧米の植民地支配から独立を勝ち取った。ただ私らは日本は有史以来一度も他国の被植民地になったことがないと思っているが、戦後76年間はアメリカの緩い植民地支配を受けていると思う。

    歴史にifはないが、あの時戦争をしなかったらどうなっていただろう。タイムラグはあったにしても、欧米からすればポッと出の急速に力をつけて冗長する訳の分からないイエローモンキーとはいずれ衝突しただろう。勝てるはずもない。その後アメリカやソ連、中国など複数国による厳しい分断支配を受けたのではないか?現在の繁栄や主権や平和は望めなかったのではないか?以前にも述べたが、あんな残酷な核兵器を持つべきでないという私らの真っ当な考えとは逆に、あんな残酷な兵器だからこそ持たなくてどうすると考えている強国が多いことを、情緒だけでなく冷徹に見透しておかねばならないだろう。

    いくら心が清らかで高邁な国民であっても、子孫にプライドを持たせ安全に豊かにしてやれなければ、人としてどうなの?と思う。

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