博多名物の辛子明太子は全国的に有名です。
どのメーカーの品物もそれぞれ特徴があり美味しいです。
福岡の街中やテレビでも「めんたい」という言葉をよく目にします。
しかし「めんたい」「明太」は「明太子」ではありません。
「明太」の語源は、中国語やハングルで「すけそうだら」のことです。
つまり「親」です。「子」を付けないと、あの「めんたいこ」にはなりません。
日本の中で、南西に位置する福岡県民の大半は、北の魚である「すけそうだら」つまり「めんたい」の実物を見たことはまずありません。でも「めんたい」は博多名物なのです。
テレビでも「めんたい・・」という長寿番組や、音楽でも「めんたいサウンド」というジャンル?があるほどです。
実は「めんたい」は日本中で最も親しみのある魚です。かまぼこ等の練り製品の原料の大半は、大手水産会社が船上で「すけそうだら」を加工した「すりみ」です。
話は飛びます。
逆に「子」だけを言っている場合もあります。
有名な漫才タレントで「ジュニアさん」と呼ばれている人や、スペイン語で「フリオ・・」と呼ばれている人もいます。共にだれだれの「子」という意味です。
日本人の苗字は自然物から付けている場合が多いですが、欧米人のそれは聖書の中の聖人たちから来ているケースが多いです。英語だと「ヨハネの子」は「ジョンソン」、「ダビデの子」は「ダビッドソン」、「ステファンの子」は「スティーブンソン」・・・
もっと有名なのは、「マック」ですね。あのハンバーガーチェーンやPCを指すことが多いです。
これはスコットランド語、アイルランド語、ゲール語で名前の前につけますが、上記の英語の「SON」のことです。
たぶん他の欧米語の「・・セン」、「・・スキー」、「・・ヴィッチ」(bitchでなくvich)も同義ではないかと思います。
今回のブログに「オチ」や深い意味はありません。偉そうにカタりたかっただけなので、恐縮です。