博多メイはりきゅう院
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    9月23日は秋分の日です。秋のお彼岸です。
    お彼岸は春と秋にあります。昼と夜の長さが同じになります。
    それと太陽が真東から昇り、真西に沈みます。

    彼岸会法要は先祖供養の儀式で日本独自のものです。
    この世は此岸(しがん)で、向こう側が彼岸(ひがん)です。
    それは西方浄土と言って西にあると言われてます。
    般若心経にも書かれていますが、どうやらこっち側が仮りの世界で、向こう側が真の世界みたいです。

    話は飛びます。
    私がここ10年位で一番気に入っている本は、ニール・ドナルド・ウォルシュ著の「神との対話」です。ご存知の方も多いと思います。サンマーク出版から、1997年から1999年の間に3部作出版され、今もロングセラーを続けています。

    内容は著者が自動書記で神と交わした会話を、数年に亘り記録したものです。
    真偽の程については、色々と取り上げられて来ましたし、いかにも怪しい印象を持つのも無理はありません。新興宗教やニューエイジ思想、成功哲学の本に同じようなことが書かれていることも多いです。著者も専門的なことを良く学び、周到に準備したように思えます。

    私はいわゆる「無宗教者」ではありますが、神仏の存在は否定しません。
    でもこの本が本当に神が語ったかどうかは、全く分かりません。実際この世の中にも「自分は神だ!」とおっしゃる方は結構おられます。

    しかしその内容は、この世とあの世、天国と地獄、輪廻転生、人生の意味、神と人間、地球と宇宙や宇宙人、空間と時間、、男と女、宗教、社会、政治経済等々およそ普通の人々が抱く多岐に亘る疑問に、全て答えています。悩んでいる時に無意識に本を開くと、そこにピッタリの答えが書いてあることも多いです。

    神なのに喜怒哀楽がはっきりしていますし、冗談も言います。
    「私は何回生まれ変わったのですか?」というウォルシュの問いに「何回どころではない。647回だ!」「神に不可能なことはありますか?」「たった一つだけある。それは神を辞めることだ!」となかなか面白いです。

    しかし聖書や仏教の専門書のように用語が難しい、ということはありませんが、1~2回の流し読みでは、なかなか理解出来ない所もあります。

    ご興味のある方は、秋の夜長に、是非一度手に取られてはいかがでしょうか?

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