40年程前 学生の時にアメリカ人女子留学生から「日本のバレンタインデーはどうして女が男にプレゼントあげなきゃいけないの?それもなんでチョコレートなの?」と訊かれ、そもそもバレンタインデーについて、まだあまり知らなかった私は「オレはキリスト教徒ではないので・・」というその後何も膨らませようのない返答をしてしまいました。
幸運にも私の青春時代にはバレンタインデーはまだ一般的ではなかったので、貰えない情けなさはあまり味あわずに済みました。
バブル時代のバレンタインデーは大変でした。
多くのオッサンたちに囲まれたOLさんは、人事権を握っているライン長にならまだしも、何故この窓際のオッサンたちに少ない給料からプレゼントを買わなきゃいけないのかウンザリしていました。2月14日には病欠したくなります(構わないから休んでしまいなさい)。
貰っていた私らも申し訳ない気がしてました。
お局さんクラスになれば、業務の一環として流れ作業のようにこなしますが、誰に渡したか?は決して忘れていません。
「ハロウィン」は10年位前からですね。
関西で暮らしたことのない私が「恵方巻き」を知ったのも10年位前でした。
色々な習慣はコマーシャリズムの計画立案と巧みなマーケティングにより、自然に生活に溶け込んで行きます。
2年程前 弊院に水のサーバーのレンタルのセールスに来たある若手社員は、私の「水道があるから結構です。」という断りに「えっ! 水道水って飲めるんですか?!」と答えました。
だんだん古く頑固になって来た私は「日本で水を買って飲むようになったのは、ここ15年か20年位だ!日本の水道は世界一衛生的なんだぞ!」と説教してしまいました。
我が国の近くのあの大国や東南アジアに出張した時は、さすがの私でも、歯磨きさえ水道水は使いませんでした。地元の人たちは水道水での食器洗いの後は、熱湯をかけてましたね。
最近あることから、まわりの人たちに「水道水をじかに飲みますか?」と訊いたところ10人中9人が飲まないとのことでした。ショックでした。
私が若い頃は、髪を染めている女性はわずかでした。もともと茶髪がかった中高生は学校側の対応に厭な思い出があります。今は染めてない人はほとんどいません。染めてない人はむしろ意識的に染めていません。
ヨーロッパのプロリーグに行ったJリーガーが、ド金髪に染めました。「何故?」と訊かれて「目立ちたいから」と答えてましたが、ヨーロッパでは逆に目立たないはずです。プレーも目立ちませんでした。
最近女性がネイルサロンに行くのは当たり前ですね。これほどまでになるとは思いませんでした。
顔美容鍼も意外に早くそうなるような気がします。