博多メイはりきゅう院
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武道 その17

「先手必勝」

先日の女子サッカーワールドカップでの、なでしこの活躍は素晴らしかったですね。
大変失礼な言い方ですが、まさか決勝まで行くとは!
やっぱり何か持っています。

しかし決勝のアメリカには開始16分で4点入れられ、ディフェンス崩壊でした。
圧倒的な実力差は分かっていたでしょうが・・・

日本という国は極限状態でカミカゼが吹いて助かったということが何度もありました。
元寇、日露戦争、戦後の復興・・・
前回の女子サッカーワールドカップでも、誰も想像してなかったのに、優勝しました。

でもカミカゼを期待した時は吹きません。
太平洋戦争がそうでしたね。カミカゼ特攻はしましたが・・
今回の決勝も、私も「もしかしたらカミカゼが・・」と期待してしまいました。

40年くらい前、大学の講義か、会社に入ってからの研修で「ランチェスター戦略」ってのを習いました。
たしかその中の「弱者戦略」でしたか、
差別化戦略を取り、性能の良い武器を持ち、狭い戦場で、一対一で戦い、接近戦を行い、力を一点に集中させる。

それから奇襲奇策が大切です。
幕末の頃「池田屋事件」がありました。これにより明治維新が1年遅れたとも言われています。
新選組の近藤勇ら4名が、尊王攘夷派武士20余名を池田屋で殲滅しました。
これがどんなにすごいことかは、ランチェスターの法則によれば、
「攻撃力は実際の兵力の2乗に比例する」とあります。

つまり20名の2乗は400、4名の2乗は16。400対16、25倍の攻撃力に勝ったのです。単に20名対4名どころではありません。1名で5名に対応したというより、1名で25人抜きをしたということです。それも4名全員が、です!奇襲だったことが大きな成功要因です。

日本人は「先手必勝」や「先制攻撃」ということは好みません。
武道においては道義的、法的に正しくなく、武士道の美学にも合いません。

大相撲においても横綱は、「受けて立つ」ことを求められます。
ルールの問題ではありません。姿勢や心構えです。しかし圧倒的な力がなければ不可能です。

もしかしたら「なでしこ」はディフェンディングチャンピオンだったことが、なりふり構わず闘うことを邪魔したか、あるいはここまで来れるとは思ってなくて、ここまで来れたことにもう既に満足してたのかも知れません。

話は変わりますが、
そのアメリカチームは、多民族国家のアメリカにしては、染めているかも知れませんが、前回にも増して「金髪」の白人ばかりでした。ドイツか北欧のチームのようでした。
アメリカでは、サッカーは後発のスポーツであり、「サッカーママ」という言葉がありますが、教育熱心で比較的裕福な家庭の子女のモノ、という側面があります。
ボール一つで大金持ちになれる可能性がある開発途上国のソレとは趣きが違います。
アメリカチームに身体能力の高いアフリカ系選手が参加して来る前に、勝っておかねばなりません。
まあ日本人選手も負けじと、茶髪ばかりでしたが・・

その前の準決勝ではイングランドに勝ちました。
決勝と同じ日にイギリス王室のシャーロット王女が洗礼を受けられました。

高崎山でシャーロット王女と同じ日に生まれた猿に、公募でその名を付けました。
批判を浴びたら、こともあろうに高崎山はイギリス王室にお伺いを立てました。

私だったら、シャーロットと名付けることはしないし、仮りに名付けてもイギリスに許可などもらいません。

シャーロットはイギリスではありふれた名前だそうです。
例えば日本の皇后様や皇太子妃のお名前は、その時代の女の子の名前としては一般的です。
仮にその方々の慶事があった時に、高崎山は猿にそのお名前を付けますか?外国の王室なら構わないのですか?それが一般的な名前ならいいのですか?

しかしイギリス王室に問い合わせた時点で「シャーロット」は一般的な名前でなくなったことは万人が気付いています。当然イギリス王室は、高崎山が猿に一般的な名付けをすることに表向きに介入する権利はありません。

イギリスは、多民族国家のアメリカに比べ人種差別問題がより深刻です。
だれかが言ってましたが、一般的なイギリス人にとっては「猿が猿に名前を付けることに、何故我々がコメントする必要があるのか?」というのが本心だったと思います。

話が飛びます。
今テレビで国会中継をやっています。「集団的自衛権」です。
空疎な議論ばかりです。憲法違反だそうです。

戦後すぐでしたが、当時違法だったヤミ米には手をつけない裁判官が餓死する事件がありました。今でも賛否両論があります。法の番人たる裁判官として大変立派な方だったと思います。そして重い問題提起をされました。
しかし私ら凡人は「明日子供に与える食べ物が無ければ、盗んでも手に入れる」のが親だと思いますが・・・
政治家は学者や法律家ではありません。

「戦争はイヤ!平和が一番!」「未来の子供たちを戦場に行かせない!」「徴兵制反対!」
だれだってそうです。ならどう対策を立てるのか?そう叫んでいる方々の対案が全く見えて来ません。
「戦争はしません!だからあなたも攻めて来ないで!」でも敵国は言うことを聞いてくれません。
中国はアッと言う間に、南沙諸島に東京ドーム175個分の基地を作りました。
日本人は、外国軍隊が実際に自分の家の中まで入って来ないと、危機感を感じないのかも知れません。
あるいはそうなっても、命を奪われるよりはマシ、と考えているのでしょうか?

仮にアジアの某超大国が我が国を占領し支配しても、おそらく我が国の中で表向きに略奪強姦をするとは思えません。政府や役所、企業や商店はそのまま継続させますが、必ず幹部がその上に立ち、反論は許さず、利益を吸い上げ、個人的には横領し不正蓄財をすると思います。選挙もなく、反対運動する者はいつの間にか消されます。

日本は現在一国で自国を守る力はありません。でも「集団的自衛権」がどうしてもイヤなら、空想的平和主義者が憧れる永世中立国スイスのような道も無い訳ではありません。
しかしその道は険しく空想的平和主義者が一番嫌がるモノです。
現在の5倍の国防費、核武装、国民皆兵、徴兵制です。スイスとはそういう国です。

現在の日本人にそれだけの覚悟や胆力があるでしょうか?