博多メイはりきゅう院
電話予約OK 駐車場あり
福岡市博多区博多駅前1-18-15
エトワール博多204号
受付時間 10時~21時
休診:日曜日(祝祭日は営業)
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    50年前 中学に入ったころ、ウキウキしていた。何しろ今まで勉強したことがない「英語」の授業が始まるからだ。
    早速著名な英語学者が書いた新書版の英語解説本を買った。
    ページを開くといきなり興味深い内容が目に飛び込んで来た。

    「陰毛のことをPUBLIC(パブリック)HAIR という。アメリカは日本と違い、こういうことを隠さないオープンな国だ」と。

    動機はどうあれ、英語をしっかり勉強してアメリカに行こう!
    と、夢は大きく膨らんだ。

    全くのでたらめだと気付くまで10年かかった。
    「PUBLIC(公の)」ではなく「PUBIC(ピュービック)」じゃないか!
    その著者は間違いなく当時の英語教育の第一人者だった。ずーっと勘違いしていたのだろう。

    話は飛ぶが、
    英語は26字のアルファベットで表す。当然言葉数が足りない。

    したがって同じ単語で意味が全く違うことが多い。
    「RIGHT」は「右」と「正しい」、「LEFT」は「左」と「LEAVEの過去形」、「DIET」は「食事療法」と「国会」

    よく見ると関係がないこともない。
    「ミギは正しい」「ヒダリはもう捨て去られた考え」「国会はスリムにした方がよい」

    それに比べ日本語は難しい。
    社会科学系や人文科学系は「漢字」、自然科学系は「英単語」、会話は「大和言葉」を使う上に、漢字の音読み訓読み、5種の敬語と男女言葉が重なる。

    日本人の頭に、もうこれ以上の学校英語を詰め込むのは、つらい。

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