数年前だが、知り合いの90歳代のオジイサンに訊かれた。
「今の人は、全然大丈夫とか言うけど、全然の後は~ない、とか否定形のはずだよね?」「おっしゃる通りだと思いますけど、私たちの世代でも肯定形アリですよ。全然OKです。」と答えたら寂しそうな顔された。
先日複数の医師がいる掛かりつけのクリニックに行った時に受付で「A先生おられますか?」と尋ねたら「ええ いらっしゃいますよ」と言われた。ここ数年そうだ。
言わなきゃいいものを「患者に先生おられますか?と訊かれたら、おります、が正しいですよ。丁寧語と尊敬語の使い方が間違っとる。A先生の奥さんから電話掛かって来て、ダンナおる?と訊かれたら、いらっしゃいますよ、でいいですけど。」
その後 行きづらい。
最近は企業のリスクマネジメントやアスリートのメンタルトレーニングが行き届いている。
しかしスポーツ選手の勝利者インタビューでは「ここまで育ててくれたオトウサンオカアサンに感謝してます。」チチハハだろう。ましてそんなことは控室か自宅で言え!
15年くらい前「・・・オカンと時々オトン」とかいう小説が大ベストセラーになった。
著者の俳優は北九州生まれの筑豊育ちだ。九州ではオトンオカンとは言わない。標準語と同じくトウチャンカアチャンかオヤジオフクロだ。
題名のリズム感は良いが、題名が胡散臭いので読んでない。
今回も文句タラタラでした。