武道では、逃げるのが一番! これは確かにそう思います。
10年位前、旧社〇党のT元議員が、マスコミのインタビューで「もし外国が攻めてきたら、どうしますか?」「私 逃げます。」 狭い日本そんなに逃げてどこへ行く?
武道では戦わないのがベストです。スポーツで試合放棄すれば、その団体には居れません。
スポーツでは正々堂々と試合するのが主目的だからです。武道も大会で試合をします。もちろんそこで試合放棄してはなりません。
でも武道では、試合は主目的ではありません。試合はあくまで稽古の延長、稽古より真剣な「試し合い」です。武道での本番は「護身の場面での対応」だと思います。
だから逃げるのがベストです。しかしそれで済むなら、武道の稽古をするより、陸上部でスタートダッシュの練習をすることをお薦めします。
道場で中学生位の子によく尋ねました。「おまえが、夜道で彼女か妹と居て、複数の暴漢に絡まれて逃げられんかったら、どうする? 二人で戦うか? 女の子を置いたまま警察呼びに行くか?」
「うーん? 先生は?」「うーん? お金で済むなら金出すよ。怖くて動けんかも知れん。」
「先生 六段やろも!?」「何段でも何歳になっても怖いものは怖いよ。どれ選んでも後悔するやろうな。でも自分で決めるよ。」 「よう分からん!」