博多メイはりきゅう院
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     テレビではいつものことだが、リベラルなコメンテーターが「負けると分かっていて、何故あんな愚かな戦争をしたのか?」と言っていた。

    個人でも国でも負けると分かっていても戦わざるを得ないこともある。必ず勝てるから戦うという戦争も少ないのではないか?戦わなければもっと悲惨なことになると思い決断するのだろう。勝つか負けるかと言う戦術レベルではなく、戦わず被害を最小限にしながら自国の主権と国益を守るにはどうすれば良いか?という戦略レベルの失敗が問題なのだろう。

    結果論で言えば父や祖父たちが勇敢に戦ってくれたので未曾有の損害を出したにも拘らず、その後の76年間を日本人を恐れたアメリカの核の傘の下で、戦争をせずに平和に豊かに過ごせた。そしてほとんどのアジア諸国が欧米の植民地支配から独立を勝ち取った。ただ私らは日本は有史以来一度も他国の被植民地になったことがないと思っているが、戦後76年間はアメリカの緩い植民地支配を受けていると思う。

    歴史にifはないが、あの時戦争をしなかったらどうなっていただろう。タイムラグはあったにしても、欧米からすればポッと出の急速に力をつけて冗長する訳の分からないイエローモンキーとはいずれ衝突しただろう。勝てるはずもない。その後アメリカやソ連、中国など複数国による厳しい分断支配を受けたのではないか?現在の繁栄や主権や平和は望めなかったのではないか?以前にも述べたが、あんな残酷な核兵器を持つべきでないという私らの真っ当な考えとは逆に、あんな残酷な兵器だからこそ持たなくてどうすると考えている強国が多いことを、情緒だけでなく冷徹に見透しておかねばならないだろう。

    いくら心が清らかで高邁な国民であっても、子孫にプライドを持たせ安全に豊かにしてやれなければ、人としてどうなの?と思う。

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