先週 築地市場が閉場になりました。
私が40数年前就職したのは大手水産会社だったので、最初の仕事場は築地が主でした。
プロの職人だらけでした。
魚関係だけでなく、場内にあった吉野家1号店では、馴染みの客がカウンターに座るやいなや、牛丼が出て来ます。
何百人の客の好みが頭に入っていました。「つゆダクダク、ねぎダク、アタマの大盛」と言う風に。
懐かしいです。
アメリカ戦争映画の典型的なストーリーとして、
主人公は士官学校を出たばかりの意気盛んな新米将校だが、いきなり特殊部隊養成課程に放り込まれる。
階級は下の軍曹だが絵に描いたような鬼教官に身も心も極限まで追い込まれるが、辛うじて卒業する。
数年後いっぱしの大尉で中隊長になった主人公の部隊に、その鬼軍曹が配属になる。二人は過去の軋轢を克服しながら大作戦を成功に導く。
40数年前 私が大手企業に就職した頃の大卒キャリアは、3~5年毎に管理、営業、生産、海外等の各部署を転籍しながら15年くらいで管理職になっていた。
例えば入社後すぐに地方支店の経理課に配属になると、待ち受けるのは地元の商業高校出の係長や主任だ。恐ろしくソロバンが早いし専門分野である経理についてやたら詳しい。温厚で分をわきまえているし、訊けば親切に教えてくれる。会社や社会のオキテも教えてくれる。しかし「道」を外れるととてつもなく恐ろしい。今でも尊敬している方も多いし懐かしい。
ただ民間企業が軍隊と違うのは、そのノンキャリの方々でも役員へ道は、とても険しいにも拘わらず閉ざされてはいなかった。
話は変わるが、医師不足や偏在がよく話題になる。
私は、例えば10年以上勤務経験のある看護師を3年くらいの教育で医師にしたらどうかと思う。
どこの大病院でも新卒の研修医を叱り飛ばす、やる気のある鬼のような看護師長がいると想像する。
脳外科や心臓外科は無理でもホームドクターや地方の診療所を任せてはどうだろう。
ヒエラルキーを侵されたくない医師会にも配慮して、医師を専門医と一般医というような区分けにするのはどうだろう。
もちろん増大し続ける社会保障費の問題はあるが・・・
先月最も人気のあるスマホ会社が新機種を発表した。
残念ながらこれまでSEと呼ばれていた最小機種の新型はもう製造されない。
これの意味することは、スマホはこれでもう完全に携帯電話ではなく移動できるコンパクトな総合情報機器だということだろう。
もうポケットに入れることはなくバッグか手持ちになる。
それでますます雑踏で手持ちで見ながら歩くヤツが増える。
まわりへの配慮はなく、特段急いで見なければならない情報ではないのに(ラインかさっき友達がUPした昼飯のインスタだろう)・・・
歩きスマホをしているヤツの意識はスマホに向かっているのに、まわりはソイツの動向に配慮している。
交差点で一人でゆったり信号を渡りながら、歩きスマホをしているヤツを5~6台の車が止まって待っている。ソイツにまわりへの配慮はない。
まるで日本国憲法の前文だ。
「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」
つまりまわりの善意に寄り掛かるつもりだ。しかしまわりの諸外国が善意の人々ばかりでないことは、まともな大人なら、とっくに知っている。
実は恥ずかしながら、スマホについてノーガキを垂れている私はガラケーしか持ったことがない。
ラインする友達はいないし、他人が喰った昼飯に興味はない。
仕事の予約を電話かメールで受ける私にとってガラケーは生命線だ。
「故障したら宅配便で送って下さい。、でも1週間はかかります」とか言う格安スマホや、福岡なら「天神まで来て下さい」と言う「りんご専門店」に付き合ってられない。
ITやAIがこれだけ進んだ現代なのに、まるで徳川幕府に忠誠を誓わせる江戸時代の参勤交代みたいだ。
今回は文句タラタラでした。
夏の高校野球真っ盛りである。
今年もどこの高校が優勝するのかは分からないが、47都道府県を勝ち抜いたチームがトーナメントで4千超の高校の頂点にで立つなんて世界中のスポーツの中でも最も熾烈な戦いだろう。
そして主にその中で選ばれた少数のエリートがプロ野球に行き、そのまた一握りが米メジャーリーグに行く。気が遠くなります。
話は変わるが、
企業は新卒の求人で今でも運動部の学生を欲しがります。
体力精神力に優れ、組織や命令に忠実つまり使いやすい。
それはそうだが、それは表面的な見方であろう。
それだけを採用の理由とするなら、その程度の企業だしその程度の学生しか来ないのではないか?
ペーパーテストだけ成績を良くするには、他人との関係を学ぶ必要はなく、正解をたくさん記憶すれば良いが、スポーツの上達や勝利に正解は無く、常に最善手と信じることを地道に試行錯誤するしかない。
そして敗北には原因追及と改善策が求められる。
団体競技ではチームワークは自然に体得するもレギュラーポジション争いがあり、仲間は味方でありライバルでもある。
微妙な距離感と深い信頼関係を学ぶ。
自分の肉体はまさにイノベーションとマーケティングの題材だ。
イチローやマツイ、オオタニの学業成績は知らないが、アタマもずば抜けて優秀なのは万人が認めるだろう。企業や社会が欲しがらない理由はない。
そう思っていたけど、最近問題になっている大学やスポーツ団体のトップたちは????
お盆休みは8月13日(月)のみです。
それ以外は通常営業致します。
詳細は以下の通りです。
8月11日(土) 営業
12日(日) 休み
13日(月) 休み
14日(火) 営業
15日(水) 営業
宜しくお願い致します。
医大入試の男女比率が問題になっている。確かに女性差別だろう。
論点はそればかりに集中しているが、我々一般人つまり患者にとって重要なのは、医師が男か女かではなく、最適な治療をしてくれるか、ではないか?
女性医師が、もちろん人によるが、離島などの僻地医療や、いつ呼び出されるかいつ帰れるか分からない救急医療に本気で携わろうとするか?
職業選択の自由は守られねばならぬが、定員が限られている職業はそれなりの対策が求められる。
話は変わるが、
急速に進む少子高齢化で全ての職業でもこれから人員が限られていく。
解決策の一つとしてITの進化が叫ばれる。
高齢化して運転免許を返上しても、多くの人は買物などはネットで注文すれば心配ない、と思っているかも知れない。
しかし宅配便は誰が運転するのか、そしてその重い荷物をエレベーターの無い5階まで誰が運ぶのか?
高度成長期やバブルで日本経済が浮かれてた頃、こうなることが分かっていたにも拘わらず、政治家や有能な官僚はその原資を使い、、例えば第3子出産の家庭には1千万円の助成金を出す、とかの政策は考えなかったのか?
悔いが残ります。
先日 新聞に欧米のある空港での中国人の見分け方が載っていた。
「先に声が聞こえ、後にゴミが残る」と。
6月15日の民泊法施行以降、私の仕事場であるマンションでも全く外国人旅行客を見かけない。
博多駅近辺では、前髪をまっすぐに切り揃えたおにいさんと、色白で脚がまっすぐなおねえさんは見かけるので韓国人はいるみたいだが、中国人はホントに少ない。
この数年違法民泊とは言え、たっぷり稼いだお金はそれなりに日本経済に好影響を及ぼしていたのだろう。
街やマンションは静かになりゴミも減ったけど、少し心配!
テレビを見てたら踊りの振付や歌がちょい古でダサカッコいいと言う男のグループが出ていた。
ジイサンにはどこが古いのかダサいのか全く分からない。80年代や90年代でも、ついこの間だったし。
超人気のグループも出ていた。歌は上手いし、体や踊りはキレッキレだけど・・・
この歌にその踊りが必要なのか?
年を取るとはこういうことか?
それにしても今の若い奴らは、自転車のチェーンに油くらい注せや! 赤錆が出てキーキー言うとるやないか!
30年以上前になりますが、ノートパソコンが出回る前にワープロ全盛の時期がありました。
色々な機能が付いていましたが、その中に「表計算」という機能がありました。
私は「ひょうけいさん」ではなく、てっきり「おもてけいさん」だと思い、きっと「うらけいさん」つまり税務対策用の裏帳簿作成機能がこっそり付いているのを、暗に示しているのだと、しばらく勘違いしていました。よく税務署が摘発しないな、と。
お盆が近いです。先祖供養の儀式です。
お盆は正式には、うら盆とか盂蘭盆会(うらぼんえ)と言いますが、これはサンスクリット語の「ウランバーナ」から来ています。
恥ずかしながらこれも長い間勘違いしていました。
私は、これは「裏盆」で、きっと別に「表盆」があるものと思っていました。
大学で上京して驚きましたが、関東では、お盆を7月15日にしていました。これが「おもて盆」かと。
日本の他の地域はおおむね8月15日です。
これを「旧盆」とも言いますが、別名「うら盆」だと思い込んだ訳です。
そうすると7月15日は「新盆」かというと、そうではなく新盆(あらぼん、にいぼん)は、人は亡くなって四十九日後の初めてのお盆、つまり「初盆」のことです。
何十年も生きていても、まだまだ間違って思い込んでいることがいっぱいありそうです。
サッカーワールドカップが終った。残念だが私はサッカーが好きではない。
主に足を使ってボールをゴールに蹴り込むスポーツをサッカーと言うなら決して嫌いではない。
ルールが気に入らない。
1時間半か2時間も走り回った末に0-0でPK戦なら最初からPK戦をやれば済む。無駄に腹も空かぬ。健康のためにやってるなら構わないけど。
点が入らないからフラストレーションが溜まる。暴動が起きるし、ミスした選手が暗殺されることもある。
フランスでは優勝したにも関わらず暴動が起きた。意味が分からん。
「sports」の語源は「道楽」や「気晴らし」である。このルールでは気晴らしにならない。
解決策は簡単なことだ。ゴールの幅を2倍にすれば良い。野球くらいのスコアになるだろう。4~5点差付いても逆転できる可能性がある。観ている側のストレスは減る。
真逆のスポーツはバスケットボールだ。
100対90とか有り得ん。だからと言ってゴールポストの高さを3倍にして、サッカーみたいにフルタイム戦い0-0で、結局フリースロー決着なら誰も観に行かなくなるだろう。
まあ決まったルールは愚直に守る我々日本人にはルール変更など考えられないことだ。時代遅れの憲法さえ70年以上変えようとしないし。
しかし良いこともあった。
試合に負けてもロッカールームを完璧に片づけて帰る選手とスタジアムを清掃するサポーター、負けても暴動や略奪をせず、スクランブル交差点を笑顔でハイタッチする若者たち。
サムライの国だ。
「サムライ」を私なりに定義すると、平時はシャイで草食系で勤勉な公務員行政職だが、有事になると自分のためでなく郷土や国のためなら、人格が豹変して勇敢な戦士に変わる者だと思う。
世界で一番恐怖遺伝子を持ち極端に臆病な日本人が、家族や仲間を守るためなら己の命など簡単に差し出す民族であることを、我々日本人より外国人の方が気付き始めている。