博多メイはりきゅう院
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  • 武道 その12

    8月15日は、昨年もブログに書きましたが、「敗戦日」であって「終戦記念日」とは思いません。日本人は奥ゆかしいので、言いにくいことはオブラートに包み、はっきりとは言いません。

    日本人の誰しもが戦争は嫌いです。先の大戦でも悲惨なことが起きました。そしてそれを語り続けることは大切ですし、先人の義務でもあります。しかし悲惨だから「戦争反対」と言うのは、そこで思考停止してしまいますし、単純過ぎます。

    「戦略」と言う言葉は軍事用語ですが、政治家や経営者が好んで使います。しかし日本においては軍事面に於いてこそ「戦略」が不足していると思います。

    「戦争」は、何万人死のうが「犯罪」ではありません。何故ならどちらも「自分が正しい」からです。どちらかが悪ければ「犯罪」です。そしてそれは「外交」の延長上にあります。たいていのことは「外交」で何とかなりますが、どうにもお互い譲れない場合に「戦争」になります。

    国内だとこういう場合は警察も裁判所もあります。世界にはそのようなものはありません。
    国際連合は各国の思惑で纏まらないし、国際司法裁判所も力はありません。現在はアメリカという「大親分」の傘下にいるだけです。そしてこの方の思惑は分かりませんし、最近歳を取って来た様に思えます。尚且つ日本も以前ほどは上納金が稼げなくなって来ました。

    不幸にして戦争が起きた場合、「私は戦争には反対なので、戦いません。」とするなら、相手国の好き放題になります。平和な時は、この世で一番大切なものは、「自分の命」と思って間違いありませんが、非常時には「自分の命」より大切なものがあるように思います。

    もし自分の住まいの地域が洪水で流され、隣のお宅との境界が分からなくなったとします。
    法務局でも判断が着かなくなったとすれば、お互いの主張にかかって来ます。自分の方は「境界はここだ!」といくら言っても、隣は札付きの乱暴者で、代々「ウチはここだ!じいさんからそう聞いている。」と言われればラチは明きません。例えこちらが正しくても、じいさんからそう「教育」されていれば、隣の人は「自分の方が正しい」と思っています。

    取り合えず、しばらくは「非武装地帯」として放っておいても、隣が家を建て始めたら揉めますね。
    これが今の日本なら揉めて殴られるのはイヤなので、どんどん敷地が減って来ます。

    取り返しが着かなくなっても、「暴力反対!話し合いで!」とただ叫ぶだけでしょう。
    「未来の子供たちのために!」というフレーズが大好きなら、我々「今の大人」はもう少し頑張りたいですね。

    話は全く飛びますが、
    今回のオリンピックの柔道は残念でした。特に男子が・・
    以前ブログに書きましたが、日本人は世界的に見ると、男女の体力差が最も少ない人種らしいです。そしてもともと男が弱すぎます。

    以前日本人は子供の頃から柔道をやっていました。したがって外国人より体力的に劣っていても技術で何とかなりました。しかし東京オリンピックで採用されて以来50年近くが経過して、各国も何十年も取り組んで来ました。

    「柔道」は「武道」ですが、オリンピックという「スポーツの祭典」に参加して競技する以上は「スポーツ」でなければその資格はありません。

    これも以前に述べましたが、「武道」は「スポーツ」ではありません。武道にはルールも、相手の人数も、時間も、場所も、道具も、決まりはなく、逃げることも構いません。従うのは自分の倫理観と法律だけです。「スポーツ」はそれとは全く逆で、ルールに則り正々堂々と戦わなければなりません。

    柔道もオリンピックの中でスポーツとして勝ちたければ、「スポーツとしての戦略」が必要ではないでしょうか?
    大きな目標を立て「ヒト、モノ、カネ」をどう有効に使うか、少なくとも選手の自主性に任せたり、逆にしごいたりすることではないでしょう。監督だけの責任でもないでしょう。監督は「中間管理職」のように思えました。

    「一本獲る柔道を目指す!」というのは、「武道」でも「スポーツ」でもなく、「芸術」のような気がしました。

    金銀銅

    ロンドンオリンピックが成功裡に終わりました。

    これに触発され、何かスポーツをしたくなります。
    とりあえず競歩や、シンクロの入場の歩き方、新体操のリボンの演技、の練習を始めたオジサンも多いのではないかと思います。(私だけですか?)

    日本も今回はメダルを獲りましたね。過去最多の38個です。

    金銀銅は別として、メダル獲得の国別ベスト10は、

    1位 アメリカ    104個
    2位 中国       87
    3位 ロシア      82
    4位 イギリス     65
    5位 ドイツ      44
    6位 日本       38
    7位 オーストラリア  35
    8位 フランス     34
    9位 韓国       28
    9位 イタリア     28

    しかしこれを人口比で見ると、

    1位 オーストラリア  63万人に1個
    2位 イギリス     95
    3位 韓国      171
    4位 ロシア     174
    5位 フランス    185
    6位 ドイツ     186
    7位 イタリア    218
    8位 アメリカ    298
    9位 日本      332
    10位 中国     1551

    オーストラリアは強いですね。
    イギリスもすごいですね。メダルの数もすごいけど、犯罪発生率もたしか日本の5倍、先進国の中ではダントツです。もともとは「紳士の国」ですけどね。白人対白人だと「紳士」ですが・・

    韓国は日本の2倍です。金メダルも13個獲っており、スポーツへの国としての力の入れ方がすごいです。
    ヨーロッパ諸国はどこもしっかり獲っています。
    日本はもう少し頑張らないといけません。まずはアメリカを捉えたいです。
    中国はまだまだです。逆に言えばノビシロがあります。

    話は飛びますが、
    GNPで、中国は最近日本を抜きました。
    でも1人当たりだと、日本の10分の1です。まだ少ないのですが、すぐ同じになる可能性を秘めています。

    アメリカと日本の1人当たりGNPは同じくらいです。
    でも個人個人の所得を見ると、アメリカの経営者やスポーツ選手の収入は桁が違います。
    ということは上は高いが、下が安い、そして二極分化しているということです。

    最近ネットで、このことについてのどなたかの文章を読みました。その通りだと思いました。その内容は、
    アメリカは多民族国家であり、必ずしもみんなが英語を話せるとは限らない。従ってマニュアルが進化しました。そこでマニュアルを作る少数の人と、そのマニュアルで動く大多数の人の収入が同じはずは無い、ということらしいです。

    たしかにアメリカのニ極分化は激し過ぎますが、プロジェクトやシステムを立ち上げる人と、その業務をこなして行く人の給料があまり変わらないのは、おかしなことです。

    バブルの頃は「日本こそ最も進んだ共産主義国家だ!」「国民総中流化!」とある意味自慢げに語られました。
    しかし財政的に厳しくなった今、どこかの市バスの運転手の年収1千万円というのは、もう有り得ない時代のようです。

    オリンピックのメダリストは我々のような一般人ではありません。特別な才能を持った方々です。そして国威昂揚に努めています。報奨金数百万円は安過ぎます。全員がプロに転向できたり、CMやタレントで稼げる訳でもありません。

    800人いる国会議員(中にはほとんど仕事をしてない人もいます)に毎年一人当たり億単位の税金を使うくらいなら、メダリストに年に数百万円単位の生涯年金を支給しても良いと思います。そうすれば安心して後進の指導が出来ます。

    また話が飛びます。
    「銀は金より良いと書くのよ」とか「銅は金と同じと書く」とかオヤジギャグのような
    CMが流れてました。

    そこで相場を調べてみました。
    ちなみに銅メダルの銅はcopperではなく、bronze medalと言います。つまり銅ではなく、「青銅」です。「青銅」は銅と錫の合金で10円硬貨がそうです。ちなみに5円硬貨は「黄銅」で銅と亜鉛の合金です。

    (8月13日付)
    金  4329000円 /Kg
    銀    77280円
    青銅      470円

    つまり金は銀の56倍、銅の9210倍です。

    オリンピックの金銀銅メダルの価値に、こんなに差があるという意味ではありません。

    長寿

    WHO(世界保健機関)が5月に発表した2012年の世界各国の平均寿命で日本は83歳、193か国中第1位でした。男性80歳、女性86歳です。

    旧約聖書によると、昔の人々はとんでもなく長生きでした。「創世記」には、ノアの箱舟のノアは大洪水の時は既に500~600歳だった、と記されています。

    そこまでは無理でしょうが、医学をはじめとする科学技術は日々進歩しています。これからも平均寿命は延びていくことでしょう。ほとんどの人はそれを望んでいます。

    でもそれは本当に幸せなことでしょうか?医療業界の端くれで、ご高齢の患者様がいる私にとって、このテーマは地雷を踏むようなものかも知れませんが・・

    もしも仮に人間が今の10倍、800歳まで生きるとすればどうなるのでしょう。
    地球上でごく少数の人だけが800歳まで生きるとするなら、それは医学的、生物学的に貴重な存在です。国家に生活が保障され、120歳を超えたあたりから毎年ギネスブック更新となります。

    人生経験も10倍になります。思想や宗教、科学技術、政治経済など仙人のような方々がリーダーシップを発揮しているでしょう。

    しかし全人類が平均寿命800歳となるとどうでしょう?

    20歳で生殖可能となり、300歳位まで、2年毎に出産すれば、280年間に140名の子供ができます。その子供らが同じように出産して行けば、人口は天文学的な数字になります。土地もエネルギーも水も食糧も足りません。現在の70億人でも既に危なくなっています。

    800歳の爺さん婆さんの子供は780歳、孫は760歳でそれぞれにねずみ算的に子孫がいる訳です。

    少し話が飛びますが、
    どんなに文明が進化しても、人間の死亡原因は4つしかありません。
    「病死」「事故死」「自殺」「他殺」これだけです。みんなこのどれかで死にます。

    厳密に言えば「自然死」などありません。「老衰」は必ず体の臓器のどれかが不全になる「病死」です。戦争によるものは「他殺」です。

    もちろん複数の原因を持つ例もあります。過度の飲酒、喫煙、薬物中毒は「病死」でありながら、「慢性的な自殺」とも言えます。

    飲酒運転や無免許運転による交通事故は「事故死」ですが、「未必の故意による他殺」と言えるかも知れません。

    したがって800年の人生でも死亡原因は同じでしょう。しかし生きて行くことが大変です。
    780歳位まで若々しければいいけど、600歳から200年間位高齢者で暮らすのは・・
    何百年も安定的に生計を立てて行く生活苦。
    若くして事故に遭った場合や病気で、何百年間も障がいを抱えたまま生きる、肉体的精神的な苦労。
    水、食糧、エネルギー不足による紛争多発。
    自殺も増えるような気がします。
    何百年もの間、限り無い再チャレンジのチャンスがあったとしても・・
    第一健康に天寿を全うできたとしても、いいかげん飽きるでしょうね。

    今世界中で人口が増え続けています。しかし日本では少子高齢化が進み、私らのような「団塊の世代」が大量に高齢者になって来ますが、これからの30年間、この政治経済の状態では若い人たちが支えるのはとても大変です。

    まあ「団塊の世代」はタフで自己主張が強いので、歳を取っても元気に働いて税金を納め続けてくれると嬉しいです。

    私共医療従事者ができるささやかことは、高齢者のQOL(QUALITY OF LIFE 生命あるいは生活の質)を上げて行くことです。健康であれば社会貢献できる人々が増え、重篤な病気による多額な医療費も抑えられます。

    最後は真面目なまとめになってしまいました。

    サバイバル用品

    テレビ通販で「サバイバルローラーバッグ」19800円、なるモノを買いました。

    東日本大震災の後で、ちょっと不謹慎かも知れませんが、福岡市は大災害がおこる可能性がかなり低い都市らしいです。
    こんなこと言うと、逆に起こりそうで恐い気もしますが・・

    ある防災コンサルタントの言う 「大地震が来ても最後まで生き残る街」全国ランキングで、
    第1位 福岡市
    第2位 福岡県久留米市
    第3位 山口市
    第4位 熊本市
    第5位 福岡県筑紫野市
    とベスト5に福岡県の都市が3つも入っていました。

    それにここ10年位北部九州に大きな台風が直撃することもありません。

    最近福岡市で起きた災害は、
    1999年(平成11年)6月29日 洪水  1時間77ミリの大雨
    2003年(平成15年)7月19日 洪水  1時間99ミリの大雨
    *これらの洪水で博多駅前にタクシーがぷかぷか浮いてました。

    2005年(平成17年)3月20日 西方沖地震  震度6弱
    4月20日    余震  震度5強
    *これらの地震でかなりの建物に被害が出ました。

    これ以降大きな災害はありません。
    しかしこれ以降サバイバル用品を何か用意しなければ、と思いつつ何年も過ぎてしまいました。

    そうしていたら「東日本大震災」が起こりました。直接の被害の無い九州に居ながら茫然自失です。

    先日テレビの通販を見ていたら、「サバイバルローラーバッグ」なるモノが紹介されていました。「この際買うか!」

    よく考えたら、サバイバル用品の「軸」が無いと思いました。それが無いとなかなか買い揃えるきっかけになりません。

    このバッグには34アイテム入っています。ほとんどのアイテムは百円ショップでも揃います。

    しかし購入のきっかけは、このバッグにはローラーが付いていて、22リットルの水が入ることです。要は給水車まで大量の水を貰いに行くことが、いかに大変か!ということです。

    あとのポイントは「ラジオ付き携帯充電機能付き自家発電ライト」くらいです。

    でも災害のケースによって必要なものが変わって来ますね。
    1 家が潰れて、着の身着のままで逃げ出す。
    2 家は残ったが、電気ガス水道のライフラインが止まる。

    1の場合は着替え、テントや寝袋も必要かも知れません。
    2の場合なら、飲料水、食料、コンロがあれば何とかなりそうです。

    又もや不謹慎かも知れませんが、サバイバル用品やアウトドアグッズを揃えるのは結構楽しいです。
    しかし専門的なモノより家庭用品の方が使い勝手が良いケースが多いです。

    私は二輪が好きで、若い頃ホンダのXL250というオフロードバイクに乗っていました。
    たまに「こんな所にオンロードバイクは入れないだろう!」というような林道を走っていると、向こうから「安全第一」と書いてあるヘルメットを被った作業服のオッサンがスーパーカブでトコトコやって来ます。がっかりです。

    家内が缶詰を開けてくれと言うので、おもむろにスイスアーミーナイフを取り出し、開け始めると意外に時間がかかります。見兼ねた家内が台所の缶切りを投げて遣します。スイスイ切れます。

    キャンプに行って、カレーを作ります。おもむろにサバイバルナイフを取り出し、肉や野菜を切り始めますが、刃厚があり過ぎて思うように切れません。結局包丁を使います。

    やっぱりサバイバル用品は集めるのが楽しいです。
    実際には使いたくありません。使わないことを祈ります。

    昔は良かった!?

    先週の土曜日に上京して、母校の創部50周年記念式典に出席しました。

    我が部は昨年度の全日本学生大会総合優勝、今年度の関東学生大会総合優勝と創部以来何度目かの全盛期を迎え、OB・OG・現役とも気合が入っていて350名も集まりました。

    40年ぶりに再会した仲間もいて、感慨一入でした。そして色々なことが頭の中に浮かびました。

    今になってみれば「若い頃は良かったなあ!」と言う方は多いと思いますが、誰しも青春真っ只中の時は「なんでこんなに苦しいんだろう?」と思っていた人の方が多いのではないでしょうか?

    激しかったけど、ユルかった、という不思議な時代でした。
    そして私ら「団塊の世代」(私は終わり頃ですが)が日本をこんなにしてしまったのではないか?という感情も拭い切れません。

    自慢話を含めて振り返ります。
    私は1971年に大学入学しましたが、時代はまだ70年安保の余韻が燻ぶり、学内はいつも騒然としていて、大学4年間の試験も前期後期と卒業試験の計8回のうち、7回はレポート提出で、まともに試験があったのは最後の卒業試験だけでした。

    当然勉強などまともにした記憶はなく、これでいいのかなあ?と思いながら、部室だけに通う毎日でした。

    その頃も我が部は全盛期でした。1972年に全日本学生大会団体乱捕で優勝しました。私はまだ2年生でしたし、補欠にさえ選ばれるようなレベルでもありませんでした。

    各校5名づつで試合をします。体重制限など無く、グローブ着用でノックアウトで1本というルールです。
    日本武道館での、各地区を勝ち抜いて来た140校のワンデートーナメントです。

    優勝まで1日に7試合です。道衣は血だらけ、顎関節は噛み合いません。救急車も来ます。
    もちろん今はそんな試合形式などありません。実は次の年に事故が多発し、それ以降中止になりました。
    私も在学中に何度か骨折し、重篤な怪我を負った仲間もいましたが、みんな今も元気です。

    話は遡ります。
    高校時代は山岳部に所属してました。
    ある時ロッククライミングに行くことになりました。その部は高校なのにロッククライミングもやるというのが「ウリ」でした。引率は顧問の先生一人だけです。

    阿蘇高岳の「鷲ケ峰」という「九州の谷川岳」とも呼ばれる名所です。見上げると百メートルを超える絶壁です。しばしば死亡事故があります。岩壁には死者を弔うレリーフがあります。
    私は恐怖で腰を抜かしながらも何とか登りましたが、その後ロッククライミングに行くことはありませんでした。

    もっと遡ります。
    中学時代の夏休みは毎年クラス全員で海水浴に行きました。
    「団塊の世代」の名残りで、中学は1学年16組あり、1組は50名を超えていました。
    引率は担任の先生一人で、保護者(当時は父兄と・)の付き添いなどありません。

    海水浴場は砂浜ではなく岩場でした。スピーカーから流れて来る曲はサザンでもチューブでもなく「加山雄三」です。時々「黛じゅん」が混じります。

    高校の顧問も中学の担任も、温厚でおとなしい先生でした。
    幸運にも大した事故は起きなかったし、多少のことがあっても保護者が口を出すことはありませんでした。まして訴訟など・・

    実際 当時の先生方はどう思っていたのでしょうか?腹を括っていたのでしょうか?
    私にはそんな勇気はありません。

    話は変わりますが、
    スカイツリーは凄かったです!でも予約は無く、昇れませんでした。高い所が怖かった訳ではありません。

    美容鍼灸 その14

    バイオリンの名器ストラディバりウスは17世紀後半から18世紀前半にかけてイタリアのアントニオ・ストラディバリが製作したものです。生涯約1100本作ったと言われてますが、現存しているのは約650本です。

    昨年日本のある財団がイギリスのオークションにその1本を出品しましたが、これまでの最高額約12億7千万円で落札されました。

    バイオリンは全く同じ形をしたものが10万円から約10億円まで、その価格は1万倍の開きがあります。

    毎年お正月に一流芸能人を決めるテレビ番組がありますが、必ずバイオリンの音色を聴いて一流品を判定する場面があります。が、なかなか当たりません。

    実際に専門家たちが同じような審査を、数10万円から数億円のもので、何度か判定をしているようですが、なかなか当たらないみたいです。

    アコースティックギターは全く同じ形をしたものが、新品なら大体1万円から100万円で、100倍の開きです。
    ギターの音色は価格に比例すると言われます。

    私もたまに楽器店でひやかしで試奏させてもらいますが、10万円を超えるとそれなりの音がする、と私でも少しだけ感じます。

    コーヒーの味に似ています。
    見た目は区別の付かない粉ですが、飲んでみると分かります。
    良いものは、「アロマの香り」と言うのでしょうか?僅かに馥郁とした深い香りと味が楽しめます。

    人間に当てはめるのはどうかと思いますが、
    年収5百万円の人だと普通です。5億円の人でもたまにいます。100倍の差です。
    ではIQが100倍違うのかと言えば、そうではありません。

    この差は何なんでしょう!ちょっとした差です。
    商売やビジネスをしている人たちはこの差を追い求めています。
    マーケティングなのか?イノベーションなのか?その両方か?それ以外か?
    私も分かっていれば、今頃大金持ちのはずです。

    顔の美容鍼は、ただ顔に極細の鍼を数十本刺すだけです。ほとんど痛みも感じません。
    お化粧を取る必要もありません。30分で終わります。

    施術前と施術後の写真を撮っても、その差異はまず現れないと思います。
    効果は僅かかも知れません。

    しかし大半の女性はその僅かな違いに気付きます。毎日鏡を見ているからです。

    でもその差が嬉しいとは思いませんか?!

    需給バランス

    福岡市役所では職員の飲酒による事件があまりに多発するので、これから1か月間自宅以外での飲酒を禁止するそうです。

    役所近辺の飲み屋さんは死活問題でしょうし、自宅に毎日早く帰って飲酒すれば、今度は家庭内が心配です。
    要は公務員のカネと時間が余り過ぎているからではないですか?

    対応は以前に比べればかなり良くなりましたが、某区役所に行くと、今だにスーツにサンダルを履いている男性職員がいます。

    デパートの社員や銀行員がサンダル履きでフロアをウロウロすることはありません。お客様に接しているからです。市民はお客様ではないのでしょうね? 給与を大手企業並みにするなら、服装プロトコルもそれに準じたらどうかと思います。

    話は変わりますが、
    先日のニュースで、東京のデパートの初夏に向けてのターゲットが、40歳前後の独身男性だと聞いて驚きました。対象人口が多いのと、お金を持っているから、とのことです。

    ここ博多の街は逆に、この年代の独身女性だらけです。そしてみんな美しいです!

    このテーマでブログを書くと、私は大勢の患者様を失う危険性があります。
    しかし日本の少子化対策のため、敢えて述べましょう! 残り時間が限られて来ましたから・・

    最近弊院でも顔美容鍼のために女性が来られるようになり、昭和40年代後半生まれの方々のお話をお聞きすることが多くなりました。

    「博多には オトコがいない!」

    婚活パーティに行くと、いつも同じ男どもが来ている。その方々には興味は無い。
    たまに「これは!」と思ったら、サクラか?
    合コンに行くと、男どもの半分は既婚者だったりする。

    福岡市は全国の政令指定都市の中で、結婚適齢期(?)の男女人口比に最も差があるらしいです。

    私も、福岡市は全国でも最も住みやすい街、と自負しています。
    女性は美しく洗練され、親は教育にも熱心ですが、県外にはなるべく出したがりません。女性の仕事は贅沢言わなければ、何とかなりますし、この街でほとんどのことが完結します。

    但し大きな工業地帯などは無く、男の職場は不足気味です。

    私ら以前の男どもは、意識するしないにかかわらず「九州男児」として育てられました。
    「国」を想い、何よりリーダーシップを求められました(結果は問わないで下さい)。

    根拠の無い自信に溢れ、すぐ大言壮語します。
    「世界中を敵に回しても、俺は君を守る!」なんて言葉が大好きでした。
    九州の女性は賢明なので、世界中を敵に回すバカなんぞに惚れるはずはありませんが、オクビにも出しません。

    尤もそのくらいでなければ、西から明治維新など起きなかったかも知れませんが・・

    もしかしたら私ら「九州男児」が威張れたのは、昔から女に比べ男が少なかったからなのかな?と思います。昔は「いくさ」で男は減りましたからね。

    ヨーロッパよりアメリカの方が「レディファースト」だと感じます。
    西部劇など観ると、危険な新天地には女性が極端に少ないです。酒場の女と大牧場主の令嬢しか出て来ません。タイプは違うけどどちらも魅力的です。荒くれ者のカウボーイ達も紳士になります。

    九州の女性たちも「博多」に留まらず、より大都市を目指してはどうでしょう?
    親御さんたちも「東京は危なかよ!」などと言わずに・・
    少なくとも福岡より拳銃発砲事件は少ないです。

    私見ですが、例えば東京育ちの男たちは「九州男児」に比べると、大勢の人の中でメンバーシップ、フォロワーシップをより身に着けていると思います。当然数少ない女性たちに細かい気遣いをします。言葉も寅さんやたけしさんの下町言葉だけでなく、女言葉のように聞こえる山の手言葉の優しい響きに、九州肉食女子も絆される可能性大です(しかしあせってはいけません。男の数は有り余る程です)。

    誤解を恐れずに言いますが、東日本でこれだけ色々なことがあるなら、大手企業は本社機能をもう少し「博多」辺りに移転して頂けないでしょうか?それもエグゼクティブの単身赴任でなく(楽しいでしょうが・・)、幅広い年齢層の独身男性を・・

    日本の人口減少に憂う毎日です。

    バスツアー

    4月29日昭和の日 バスツアー行きました。
    豊後高田昭和の町と湯布院 2980円!!

    昼食は付いてないけど格安でしょう!

    家内と二人で、朝博多バスターミナルの集合場所に着いて待っていたら、隣にいたオッサンが携帯で怒鳴っています。よく聞くと、ここは降車口なのにバスツアーのバスが出発のために何台も停車しているのは迷惑だ、ということのようです。

    電話を切ると、今度はそこにいたバス会社の若い女性従業員に大声で怒鳴り始めました。「だいたいおかしかろうが・・・!」
    大勢のツアー客が遠巻きに見ています。

    やれやれコイツ もしかして同じバスかなあ?
    どのバスツアーも、最前列に一人で来ているオッサンかオバサンが必ずいて、一日中添乗員さんを独り占めしようとします。そういうヤツかなあ?それにしても怒りと声が大き過ぎます。

    クレームが長いし、ガタイがいいオッサンの顔が紅潮して来ました。怒りがレベルアップして来ました。
    私は女性従業員に近づき「万が一この人が手を上げたら割って入りますから、心配しないで下さい。」とオッサンにわざと聞こえるように言いました。

    混んでいたトイレから戻って来た家内は、私のスクランブル態勢にすぐ気付き「参加せんのよ!」と怒られました。幸いなことにオッサンはいなくなり、同じバスにも乗りませんでした。

    バスが動き始めたら、前の座席の若い女の子がいきなり座席をフルに倒して来ました。狭い座席のため彼女の後頭部がすぐ目の前です。
    私は後ろを振り向き「座席を少し倒してもいいですか?」と言い終わらないうちに「あんたね!ここがどれだけ狭いか分かっとーと?こっちに来て見なさいよ!」と70歳代のオバチャンにバス中に響き渡る声で怒鳴られました。

    オバチャン相手だと全く戦闘意欲は湧かないので、すごすごと無言で背もたれを戻しました。
    (2980円だろ! 狭いのはお互い様だろ。仲良くやろうよ・・)

    湯布院に着きました。もう昔のイメージはありません。お店がいっぱいです。
    聞こえて来る言葉は中国語とハングルが多いです。

    丁度昼ご飯の頃になりました。
    蕎麦屋さんで天ざるを注文しました。しいたけの天ぷらを口に入れたら厭な味がしました。
    大勢お客さんがいたので、そっとトイレに行き吐き出しました。
    今日はもう揉めたくないので、お店にはすぐには伝えず、レジでお金を払った後、店員さんにそっと言いました。

    その後は豊後高田昭和の町です。
    10年くらい前は結構注目されましたが、今は本当に昭和らしくなっていました。
    それでもゴールデンウィークに入ったばかりなので、かなり観光客はいました。
    駄菓子ばかり買いました。

    夕方無事に博多駅に着きました。
    いつも行く福岡では有名な中華料理のチェーン店です。ここの味は大好きです。
    案内された席に着くと、テーブルが臭いです。とても混んでいるせいか、フキンをきちんと洗ってないのでしょう。係の人に言って席を移りました。

    しばらくして注文したセットが来ましたが、今度は私と家内の料理のトレイが両方とも臭います。
    もう言う元気が無いので、トレイを外して食べました。

    ふと気付くとさっきから、隣の席のオッサンがじっとこちらを見ています。
    ご夫婦のようでしたが、オッサンは大きな態度で座りやたらと咳をして、辺りを睥睨してました。
    それが私の方に意識を集中して来ました。

    耐え兼ねた私は、素早く彼を見返すと、運動神経が衰えているのか、彼はすぐに目を逸らせません。数秒間私と見詰め合ったままです。そして気まずそうな表情で不自然に反対側に首を捻ったまま、固まりました。

    家内が言うには、オッサンの注文した料理が遅く不満かつ退屈してた。私の注文したセットメニューが自分のより美味しそうに見えた。博多駅にあまり来ている風でなく、何でも珍しかった。ということらしいです。

    久々のバスツアーでしたが、世の中はとにかく価格が安くなければならず、人手は最小限で忙しく、そのため仕事はぞんざいで、いつもイラつき、他人への配慮は薄くなっていると思いました。

    私自身はだんだん歳を取って来て、他人との接触が面倒臭くなり、ストレスに対する耐性が無くなって来ている様な気がしました。

    安いバスツアーだったので(安いからこそ)、色々面白いモノを見ました。大きな事故とかも無かったし・・又行きますよ。

    でも「昭和の日」に「昭和の町」に行きましたが、あの頃の「昭和」が懐かしくなった・・と言えば上手くまとめ過ぎですね。

    GWのスケジュール

    やっとこの季節らしくなって来ました。
    ゴールデンウィーク中の予定は以下の通りです。

    4/29(日・昭和の日)    お休み
    4/30(月・振替休日)    営業
    5/ 1(火)           営業
    5/ 2(水)           営業
    5/ 3(木・憲法記念日)   営業
    5/ 4(金・みどりの日)   営業
    5/ 5(土・こどもの日)   お休み
    5/ 6(日)           お休み

    よろしくお願い致します。

    TSUNAMI

    東日本大震災の後、桑田佳祐さんの名曲(全てそうですが・・)の一つである「TSUNAMI」をマスメディアで聴くことはありません。

    昨年の震災と、曲の内容は全く関係がありませんが、時節柄仕方の無いことかも知れません。

    先月10日のラジオ番組で彼は「この曲が復興の象徴として、いつか歌える日が来れば・・」と言っていました。私もそう思います。しばらくは難しいかも知れませんが・・

    作曲家に限らず、芸術家には「旬」が必ずあります。
    そういう時って、考えなくても天から何かが降りて来るんでしょうね。
    羨ましい気がしますが、いずれそうでない時が必ず来るので、つらいことも多いでしょう。

    それにしても桑田さんは何十年経っても降りて来る方のようです。

    この曲の出だしは「ソドレミファソ」と上がって行きますが、この出だしのヒット曲はとても多いです。例えば藤井フミヤさんの「TRUE LOVE」もそうです。

    歌詞の出だしで言うと「WHEN I WAS YOUNG・・」ですね。今思い付くのは、カーペンターズの「YESTERDAY ONCE MORE」がそうです。

    いつか「TSUNAMI」が普通に歌える日が来ると良いのですが・・

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