博多メイはりきゅう院
電話予約OK 駐車場あり
福岡市博多区博多駅前1-18-15
エトワール博多204号
受付時間 10時~20時
休診:日曜日(祝祭日は営業)
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  • 人 それぞれ その3

    後輩のY本君は、絶対銀行強盗できない男、と仲間内で言われている。

    もちろん彼のやさしい人柄もありますが・・・

    宴会の余興でパンスト被りました。

    同じでした・・顔が・・いつもと・・

    私も・・

    人それぞれ その2

    その1でご紹介した八木ちゃんに20年ぶり位に電話しました。脂肪肝になってないか?また事前承諾なしにブログに書いたのでそのコトワリと・・
    経理畑一筋の八木ちゃんは、しっかりした会社の管理部門担当の常務取締役です。

    「いやー別にいいけどさ。あまり話を膨らますんなよ。」

    少し膨らませましょう!
    八木ちゃんは肉好きですが、お酒も好きです。たくさん飲む訳でもなく、絡むこともありません。なかなか良いお酒です。

    若い頃、真夏の休日、八木ちゃん含め5~6人で日帰り登山に行きました。事前の係を決める際、八木ちゃんは「俺 水持って来るよ。」

    凄く暑い日でした。歩き始めてすぐ「水ちょうだい!」とみんなが言い始めました。八木ちゃんは「バテるぞ!」と言って水出しません。

    そうなんですよ。今ではありえませんが、まだこの頃は、運動中に水飲むとバテる、というのが定説でした。
    これは、太平洋戦争中、南方戦線で行軍中に、兵に貴重な水を盗み飲みされるので、日本帝国陸軍が流したデマ、という説があります。

    途中水場は無いまま、5合目辺りで、八木ちゃんは降ろしたリュックから取り出し始めました。どや顔で! 「いやあ水よりビールの方がいいと思って、350だと足りんかも知れんから500mlにしたよ。1本づつだよ。」それもカチンコチンに凍らせ膨張した缶ビールです。

    たしかに最初は歓声が上がりました。
    しかし冷静に考えれば、真夏の登山で途中水場無しなら、水一人当り3Lつまり全体で20L近く
    は必要です。八木ちゃんが一人で背負って来るはずはないじゃないですか!でも八木ちゃんは人望厚く几帳面な人です。彼が水を持って来ると言えば、それでだれも異論唱えるはずはありません。

    私は高校時代山岳部でした。とりあえず習慣で水筒1個持参してました。しかしみんなの一口づつの回し飲みでなくなりました。缶ビールはかちかちです。最初に染み出して来る凍ってない液体は高濃度のアルコールです。

    アルコールには利尿・脱水作用があります。したがってビールでは水分補給になりません。すぐにみんな酒が廻り始めました。尚且つプルトップ缶です。栓はありません。急勾配を缶ビール片手にふらふらで登りました。

    みんな途中の山道で寝ました。まだ「熱中症」と言う言葉を知らない時代でした。
    以上

    武道 その1

    先月でしたか、大震災後にNHKで放送されたマイケル・サンデル教授のハーバード白熱教室は面白かったです。

    教授はじめアメリカと中国の学生は日本人の今回の行動を絶賛してました。私も見ていて、日本人として当たり前のことをしているのを褒められて、誇りに思い、心が熱くなりました。

    しかし歳を重ねて来ると斜めから見るようになって、テレビでは絶対言わないけど「日本人よ、やっぱり良い子だったね。いつまでも礼儀正しく性格が良くて、非力な金払いのいい国でいてね。そして私たちの国民も国家に対してそうあってほしいんだけどね。」と思ってんだろうな?と少しだけ思いました。少しだけですよ。歪んでるかな?

    日本人として当たり前だけど、改めて訊かれると、うまく説明できないことが多いです。
    鍼灸はヒトを守りますが、武道もそうです。共に東洋のというか日本の伝統文化です。

    でも武道とは何か?と問われると、結構難しいです。
    他にも例えば、武士道と騎士道は、侍とは、大和魂とは、禅とは、クリスマスは好きだけど花まつりは、 山伏って仏教なの神道なの?
    漠然としか分からないけど、別に困らないしね。外国人の方がよく知ってることも多いし。

    自律神経

    理科か生物の授業で習ったような気がしますが、よく分からなかったですね。

    自律神経という神経があるのではなくて、交感神経と副交感神経という二つの神経の内臓への相互二重支配システムのことです。車で言えば、交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキのようなものです。
    別の言い方なら、交感神経はON,オフィシャル、表、 副交感神経はOFF,プライベート、裏かな?

    でも人間の場合は、これを意識的に操作しなくても、自然に無意識にバランスを取っています。だから自律・・と呼んでいます。

    でも現代人は交感神経優位の人が多いです。先々は不安だらけ、仕事でも家庭でもやること多いし、複雑になってるし、ノルマや時間制限あるし、イヤなヤツいるし、できなかった言い訳もしなきゃならないし・・・アクセル吹かせっぱなしですよ。だから家に帰ってもリラックスできなくて、アイドリングは高回転のままです。ブレーキ効きません。真面目な人ほど不器用ですし。

    交感神経優位の時は、やる気が出て、心拍数や血圧が上がります。副交感神経優位だと、眠くなって、おなかが空いて、便意も催します。池田屋に飛び込む前の近藤勇が眠くなって、腹が減って、ウンコ行きたくなったら困りますから(でもそういう時ありますね)。

    そして血行が悪くなるんですよ。だって近藤勇はこれからどう戦おうかと真剣に考えるから、血流は脳に偏り、手足に行きません。出血を抑えるためですが、冷たくなって思うように動かなくなります。だから日頃から非常時でも平常心、無心を保てるよう精神的にも修行してます。
    おなかが減らないのも意味があります。満腹でおなか刺されたら感染がひどくなります。

    でも四六時中こうなら体調おかしくなります。
    鍼灸は自律神経を調節する手助けをします。どちらかと言えば、副交感神経を亢進してくれて、本来身体があるべき状態に戻します。免疫力も高めます。
    本当はご自分ですることが大切です。充分睡眠を取り、適度に食べて、運動して頂くと良いのですが・・・  以上

    耳つぼダイエット

    言葉って本来の意味とは、ずれて使われることが多いですね。時代の流れとかもあるんでしょう。
    例えば「ボランティア」はもともとは「社会奉仕活動」というより「志願兵」のことですよね。
    「ダイエット」はもともとは「痩身技術」ではなく「病人食」や「食事療法」のことです。全く同じスペルで、全く関係の無い「国会」や「議会」のことでもあります。びっくり!

    耳つぼダイエットのメカニズムをご説明しましょう。
    脳中枢から胃などの消化器官に迷走神経が繋がっています。おなかが一杯になると満腹感が脳に伝わり、これ以上は要らないよ、と感じます。
    この迷走神経が下に降りて行く途中で耳に枝を出しています。これを刺激して満腹感を出して食べ過ぎないようにする訳です。

    使うのはすごく小さな金属粒で、テープで耳のツボに貼ります。短い針を使ってもいいのですが、万が一耳の中に落ちたら困るので、あまり使いません。鉄粒だと金属アレルギーの方には合わないので、鉄に金メッキしてあります。したがって使用後に収集されても価値はありません。

    私が施術していて、色んなタイプの患者さんがおられることに気付きました。
    1 私もそうですが、貼って数分で少しムカムカして全く食欲がなくなります。気持ち良くありません。
    2 気が付いたら、食欲がありません。
    3 食欲はあるけど、食べ始めたら意外にすぐ満腹になり、あまり入りません。
    4 便秘が改善します。
    5 全く効きません。かなりいらっしゃいます。

    皆様が、2,3あるいは4のタイプだと嬉しいです。

    もしもあまり効果が出なくてもこれにより、過食しないようにしたり、毎日体重を量ったり
    、ウォーキングをしたりの動機付けになれば、嬉しいです。

    「こり」と「こわり」

    昨年末偶然にケンミンショーの制作会社の電話取材を受けました。私が鍼灸師なので「針がちくっとすることを博多ではチカッとすると言いますか?」 という問い合わせでした。「たしかにそれ言いますね。でも私は生粋の博多っ子ではないので、自信は持てませんけど・・」
    以下はその後 私から話したことです。

    「箒ではく」ことを我々は「はわく」と言うことは、全国的にかなり知られています。我々にとって「はく」ことは「げろ」以外に有り得ません。

    「こわりって分かりますか?」「こわり?何ですかそれ?」
    「福岡市鍼灸師会のマニュアルに、症状として以前堂々と載っていましたよ。」

    「はく」と「はわく」は全くの同義語ですが、「こり」と「こわり」には微妙な使い分けを感じています。
    「こり」は肩凝りのような明確な原因のない血行障害、「こわり」はオーバーワーク等の炎症による筋肉痛ではないかと思います。

    「てごわい」「おこわ」の強い堅い意味と同じ語源ではないでしょうか?
    由緒ある言葉です。

    これまで標準語には「こわり」にぴったりの言葉は無いのでは?と思っていました。しかし最近スポーツニュースで発見しました。「プロ野球のキャンプインで、〇〇投手が背中に「はり」を感じて、練習を切り上げました。」この「はり」ではないかと?

    博多阪急デパ地下グルメ その2

    H辰水産 大好きな魚屋さんです。新鮮で美味しくて値段がリーズナブル!

    私は鍼灸師になる前、N本水産にいました。20年程前 営業の課長になりたての頃それまであまり取引の無かったH辰水産にどうしてもアプローチしたくなりました。紹介により創業者のF塚社長にお会いすることになりました。こっちは一仕入先の若造、F塚社長は当時既に日本で一二を争う大手鮮魚量販店の伝説の経営者でした。有りがちなワンマン社長だろうと恐る恐る訪ねました。意外や意外!どちらがお客か分からないような接し方、すぐに取引開始です。

    それからが凄かった!天才的な相場観、素早い意思決定、大胆な決断、約束は必ず守る誠実さ。
    勉強になることばかりでした。

    「うちの従業員は暴走族上がりばかりだよ。」「売り場にそんなひと一人もいませんよ。みんな明るくて親切だし、魚屋らしい大声さえ出さないし。」「本当だよ。でもね、うちは普通の魚屋の10倍売るんだよ。つまり10倍忙しいんだ。ふざけたりいきがってたら仕事片付かないし、包丁で怪我するよ。仕事が人育てるよ。仕事したら給料上げるし、昇進もさせる、今いる役員連中もみんなそうだよ。タイムカードなんかないし。」

    数年後 私は脱サラしました。退職の挨拶に行くと「そうか、元気でな」

    3年後の97年5月 はりきゅう院開業。数日後電話が鳴り「今福岡に来てる。これからそっちに行くから鍼打ってくれ。肩凝ってるし、くたびれるんだ。」開業して5人目の患者さんでした。
    天神のD丸のデパ地下、九州初出店の視察の帰りでした。九州のお客さんは魚に目が肥えているので関東のやり方は難しいだろうと言う人も多かったのですが、大成功でした。でも癌でした。

    それから5年後にお亡くなりになりました。15歳で家出同然で北海道から上京、一代で年商500億円、共同で起業されたI戸社長も同じ頃お亡くなりになられた、とお聞きしました。きっと今頃天国の鳩小屋で伝書鳩の世話をされていると思います。          感謝 合掌

    ユニクロ歩幅理論

    今年になってから健康のため、以前より歩くようにしています。
    一日1万歩は難しいけど、5千歩歩くと調子いいです。
    まだ歩幅学会では発表してませんが、新しいウォーキング理論を打ち立てました。

    仮説 「歩幅はユニクロのパンツの股下に等しい」

    私のコットンパンツは股下73センチだが、私は大濠公園の100Mを約135歩で歩く。
    したがって股下と歩幅はほぼ同じである。つまりきちんと歩けば正三角形を形成しながら歩いている。

    家内と一緒に出かけて、帰ってから歩数計を見ると歩数はほぼ同じである。

    家内は私より身長が12センチ低いが、家内とユニクロにパンツを買いに行くと、共に股下73センチである。股下も歩幅も同じなのだ!身長は違うのに!

    この理論は「ユニクロ・・・」だが、これはダイソーにズボンが売ってないからである。今後のダイソーの企業努力でこの理論の名称が変わる可能性がある。
    以上

    人それぞれ その1

    私の友だちの八木ちゃんは、肉好きです。それも特に白い脂身なのです。

    あの繊維感のないジャリっとした歯応え、ほんのりとした甘みがたまらないらしいのです。
    肉屋さんで牛肉を買った時に油用に付いてくる白いラードの塊こそ最高のオマケだと信じてたそうです。

    子供の時に、家族ですき焼きを囲む際は、己れの意図はひた隠しにして、素早く白い脂身だけをゲットしていました。彼にとってすき焼きは、一つの戦場でした。何故なら全ての人が赤い肉より、量的に少ない白い脂身の方が好きに違いない、と思っていたからです。

    大学で上京し、コンパで肉を食べる機会が増えました。そこで初めて白い脂身だけがいつも残されていることを発見しました。すき焼きは落ち着いて食べてもいいことに気付くのに、20年かかったそうです。

    しばらく会ってないけど、脂肪肝とかになってないといいのですが・・・

    博多阪急デパ地下グルメ その1

    相変わらずの賑わいの博多シティ! 嬉しいです。
    その中でもデパ地下の食品売り場は大変な混雑と行列です。
    ロールケーキ、ラスク、ドーナッツ、そしてイカ焼き、どれもこれもたまりません!
    でも何か懐かしいんですよ。

    子供の頃、兄が一時期パンくずのラスクにはまりました。「進駐軍の食べカスなんか拾い食いすんな!」と日本帝国陸軍の将校だった父は怒りました。

    私はイカ焼きみたいに具だくさんでなかったけど、薄くてモヤシと魚粉しか入ってない一銭焼きというものが好きでした。母は「そんな不衛生なもの買いなさんな、家で作るけん」とは言ってくれるものの、小学校の帰りに横丁の駄菓子屋の、包装紙が古新聞のやつが美味しかったのです。

    一概に「昔は良かった」とは思わないけど、長い不況と大災害等に晒されると、何故かあの「昭和」が懐かしく思えます。

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