墓じまい
年末の紅白歌合戦にmiletミレイが出てたし、あいみょんも出てた。
「マリーゴールド」をギターで弾いてみた。C G Am Em F C F Gと完璧なカノン進行だ!現代のポップスにも多く採用されている。このコード進行は人間に心地良いのだ。
自分の葬式でも金木犀の香りに包まれパッヘルベルのカノンが流れてたらそれで充分と思う。が葬式なんぞするつもりはない。誰も来ないと思うし、お金は生きてる者が使えばいい。でも海への散骨は望まない。寒くて風邪引きそうだし、溺れることへの恐怖感がある。
話は変わるが、年末に母親の17回忌法要の後兄妹と三人で食事した。兄が徐に書類を出した。
西田家墓じまいの見積書だ!
薄々分かっていたけどランチが喉を通らない。兄と早くに西田に戻っている妹と私3人で負担する。
アメリカで財を成し故郷に錦を飾った祖父母が昭和初期に菩提寺に建てたその寺最大の墓だ。墓が大きいので費用が半端ない。
こういうの困るのよね不甲斐ない子孫には、コロナ禍で苦戦する私に兄妹は配慮してくれるけど。
兄は子二人、妹は子一人、3人とも女の子で既に県外に嫁いでいる。私に子はいない。私らで墓じまいするしかない。でも墓じまいで勤労意欲が湧いて来た。これはこれでアリか?!
早稲田スポーツ
最近悔しくてならないのは母校早稲田大学の箱根駅伝もラグビー大学選手権も最近勝ててないことだ!
我が少林寺拳法部も苦戦している!
負け惜しみだが、ウワサによるとスポーツ推薦の際に学力をこれまでより厳しく審査してるらしい。
昨年から政治経済学部の入試でも数学が必須となった。
たしかに政治学や経済学はもちろん普通の会社員でも数学的な素養は今までより必要とされるので良いことだと思うが。何か世知辛い。
誰だ方針転換してるヤツは?現在の早稲田大学総長は政治経済学部の同級生で空手部出身だ。
余談だがこの方の父親は凄い人だった!
両親の運
年を取って来たせいか、よく亡くなった両親のことを思い出す。
大正6年1917年生まれの父は第一志望の陸軍士官学校も海軍兵学校も学科の一次試験は通るも二次試験で落ちた。親がアメリカ移民だったせいだろうと後で気付いた。
一般の大学に行き就職した後陸軍に召集され予備士官学校を経たので2年遅れて将校になった。陸軍士官学校に行っていたらその後ノモンハンで戦死してただろう。
母は大正11年1922年生まれ。昭和20年8月9日小倉の井筒屋デパートにいた。終戦直前にまだ買えるモノがあったのだろうか?
空襲警報が鳴り、防空壕に入る前に空を見上げたらB29の銀色の機体が見えた。長崎の人々には申し訳けないが幸運にも小倉上空は曇天だった。小倉は第一攻撃目標だった。
12月8日
今日12日8日は真珠湾攻撃の日、昔の言い方だと「開戦記念日」。
国営放送で「戦争は絶対やってはいけない!」と言うような言葉が流れている。子供には教育上の観点から少しは理解できる。
でも私ら現代に生きる大人でまともな人なら誰も戦争なんぞするつもりは全くない。
「パラベラムバレット」というロックグループがあるらしいが、それはNATO軍つまり西側西欧諸国の軍用拳銃弾のことを言う。
パラベラムとはラテン語で「戦争に備えよ」と言う意味だが、前の句があり「平和を望むなら」と言う言葉が先に来る。
いくら「戦争反対!」を叫んでも、来るヤツは来る。「台風反対!火事反対!」とは言わない。用心と準備が肝心だと思う。
年末年始の予定 2021年ー2022年
令和3年12月30日まで営業
31日から1月 3日までお休み
令和4年 1月 4日から営業
母子手帳
昨日母親の17回忌法要があった。
妹からこんなものが出て来たと母子手帳をもらった。
昭和12年1937年に母子保健法が施行された。軍事体制の中で「1夫妻5児」「生めよ育てよ」と徴兵制度を見据えた極端な人口増加施策だった。
昭和17年1942年妊産婦手帳制度が始まった。物資の優先配給の保証、定期的な医師の診察が促された。
話は変わるが、日中戦争に将校としてたった3年間中国で転戦した父親の、亡くなるまで続いた軍人恩給は戦争に大敗したのに、相当高額だった。
目的に違和感があったとしても日本の色々な制度は、昔からきちんとしていると思う。僅かでも社会に貢献すればそれに見合う対応はしてくれた。
若い人が「どうせオレたちには年金なんか無いから」と聞いたふうなクチを聞くが、日本はそんな国ではないと思っている。
選挙にも行け!「何も変わらんから」と言うが、変わるよ!だんだん君に不利に!
3wayplayer
最近yoasobiの「群青」をギターで弾いている。
じいさんなので最近の若い人の曲にはついていけないが、このメロディーとボーカロイド的な声と曲中何回か出る「アー」というファルセットが気に入っている。
何故か分からないが、「ちあきなおみ」のファルセットが頭をよぎる。
テンポが速い16ビートなので忙しない。8ビートでしっかり弾いた方がしっくり来る。
あと気になっている歌手はmiletミレイ。
来歴は不明だが、芸名?からフランスからの帰国子女かと思ったが、カナダに留学経験があるという。たぶん東海岸だ。
英語と日本語の澱み無い繋がりや、韻の踏み方が抜群だ!
歌唱力、作詞作曲能力、美貌とも完璧!
これまでだと坂井泉水、柴田淳が思い浮かぶも、やはり宇多田ヒカルレベルか?
いやいや大谷翔平になれるかも?
青と緑
どうでもいいことだけど、たまに昔のことを思い出して腹が立つことがある。
以前ブログにも書いたが、
昭和44年16歳の時に熊本運転免許試験場に原付免許を取りに行った。
筆記試験が終わり、色盲の検査があった。試験官はたぶん熊本県警を定年退職した熊みたいなオッサンだった。
「今からパネルを出しますので、何色か答えて下さい。これは?」「赤です」
「これは?」「黄色です」
「これは?」「緑です」「もう一度これは?」「緑です」
「もう一度これは?」「緑です」「青だろ!信号は赤青黄色だろ!」
「いえいえ何色かと言われたので、これは緑色ですけど?」
「君は免許欲しく無いのかね?」
「青です!」
青果市場に青い野菜は無いし、箱根駅伝の青山学院のユニフォームは緑色だ!
カーキ
私らの業界でレセプトという用語がある。
保険請求業務のことだが、ドイツ語でrezept、英語ならレシートreceipt受け取り、領収証。日本でレシートはロールペーパーに印字された領収証のこと、しかし領収証は手書きのモノを言う。
以前スポーツ用品店にボクシンクグローブを買いに行ったら、本革とレザーがあった。「レザーって何?」「合成皮革です」「レザーって本革のことだよ!通販とかでクレームになるよ!」
先日ネットである商品を注文したら「黒色はありませんが、カーキならあります」ネットを見返したら、カーキらしきモノが2種類ある。緑色系と黄土色系だ。
面倒なので電話した。「カーキってどっち?カーキってもともと土埃色のことで、結構幅広いよ。軍服に使用されるから戦場によって変わるのよ。森林地帯ならモスグリーンとかオリーブドラブ。砂漠地帯なら砂色。だからカーキにはカーキグリーンとカーキベージュがあるよ。ややこしいけどね。」
ややこしいのは私だ!
刀狩り
衆議院選挙が終わった。いつものように野党は与党を独裁政党と呼んでいた。
必ずしも外れてはない部分もあろうが、野党が政権を取った時も似たようなモノだったし、それより酷かったような気がする。
学生時代にサルトルやカミュ、カフカ等いわゆる実存主義者の小説をよく読んだ。
未だによく分からないが、我なりに理解したのは、人間は業も因縁もなくただこの世に意味もなく放り出された存在だと言うこと、だと思った。
したがって意味付けするため権力を握りたがる。心地良く生きるため生存競争をしてマウントを取る。仲良くはしない。
話は変わるが、不完全で矛盾した我々人間は総論と各論は必ずしも一致しない。
敵基地攻撃論や、核兵器廃絶の議論もそうだろうし、アメリカの銃規制が上手く行かないのもそうだろう。
以前ALTで小学校に派遣されている若い白人女性と話をした時、人種が違うと疑心暗鬼になることがあると言ってた。正直だなと思った。
日中戦争の時に将校だった父は、言語が通じないと人間は非情になることがあると言った。それ以上訊かなかった。
広大な僻地や、隣に誰が住んでいてどんな武器を持っているか分からない所で、自分だけ丸腰でいる方がおかしい。あなたは子どもをどうやって守るつもりか?
76年間アメリカの核の傘に守られて来た日本は別として、世界とはそういうところだ。
秀吉の刀狩りのように、将来AIで一瞬にして全世界のあらゆる武器を無力化できるかも知れない。でもそれを操作するのは不完全な人間だし、そのうちAIが自立して世界を支配するかも知れない。たぶんそうなる。